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意賀美神社・雨降りの滝

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2009年3月3日掲載

意賀美神社・雨降りの滝の写真

 陽成天皇が、元慶8年(884) 大かんばつのとき、菅原道真に降雨を祈らせたことから「雨降り大明神」とも呼ばれます。
社殿の前を流れる津田川の上流には滝があり、日照りには、この水をさらえて神前に祈ると、必ず雨が降ったことから「雨降りの滝」と呼ばれています。また、神社の森には、くすのき・やまももなど、約70種の暖帯樹が茂り、市の天然記念物となっています。
 雨降りの滝は、神殿前を流れる津田川の上手にある滝を言います。また、滝と緑の景観が素晴らしく、大阪府の「みどりの百選」の一つに選ばれており、令和2年度に日本遺産に認定された「葛城修験」の構成文化財の1つです。

葛城修験 構成文化財-雨降りの滝

「葛城修験」—里人(さとびと)とともに守り伝える修験道はじまりの地

修験道の開祖と言われる役(えんの)行者(ぎょうじゃ)がはじめて修行の場としたのが「葛城」の峰々です。

和歌山県の友ヶ島から始まり奈良県王寺町まで総延長112キロメートルに及ぶ山系は、古来より葛城(葛木)山と呼ばれ、法華経が納められた28の経塚と滝や巨石、神社や祠などを巡って行う修行や行場を総称し「葛城修験」と呼ばれています。

住所 大阪府岸和田市土生滝町
交通 JR阪和線東岸和田駅下車、南海ウイングバス白原車庫行きで宮の台下車すぐ

意賀美神社の地図