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本市議会は、岸和田市議会基本条例を議員提案で上程し、全会一致で可決しました。府内の市町村では、熊取町、大東市に次いで3番目の制定です。
条例の内容には、議会改革をめざし、従来から取り組んでいることを整理したもの、新たに設けたものがあり、主なものとして次の項目が挙げられます。
Q.議会基本条例とは?
A.議会・議員のあり方や、議会と市民との関係など基本的な事項を定めた条例で、議会の最高規範です。
Q.議会基本条例がなぜ必要か?
A.地方分権が進み、市が独自で決定して行わなければならないことが増え、議決機関である議会の役割が大きくなってい
ます。
市民と協働でまちづくりを進めるには、議会の役割と責務を明らかにするとともに、市民にとって透明性の高い開かれた
議会とする必要があるためです。
Q.条例に市民の意見は反映しているか?
A.市民説明会やパブリックコメントを通じて、市民の皆さんからいただいたご意見などを踏まえています。
Q.今後の具体的な取り組みは?
A.条例を実効性のあるものにするため、規定した内容の具体化を図っていきます。
まずは、本会議の生中継を計画しています。早ければ9月議会からテレビ岸和田で放送を開始し、リアルタイムでみな
さんにご覧いただけるようにしたいと考えています。