定例会の概要

　第3回定例会は、8月31日に開会し、まず監査結果や専決処分などの報告を受けた後、平成20年度各会計決算の認定議案について、12名の委員（下段掲載）からなる決算特別委員会を設置し、審査を付託しました。
　続いて、名誉市民・市有功者の表彰について、それぞれ同意しました。また、岸和田市職員定数条例の一部改正など12議案が上程され、提案理由の説明後、それぞれ関係する常任委員会に審査を付託しました。その後行われた一般質問では、8人の議員が市政全般について理事者の見解をただしました。（2面・3面に掲載）
　9月3日～7日の各常任委員会では、付託議案の審査などを行いました。
　3日の文教民生常任委員会では、市立大芝保育所を民営化するための議案第69号に対し、反対討論「きしわだ行財政再生プランありきで保育の公的責任を後退させる民営化に反対である」があり、起立表決を行った結果、賛成多数で原案を可決しました。
　8日の本会議では、まず議案第69号を除く議案について、各常任委員長から審査結果の報告を受け、いずれも満場一致で可決しました。
　次に、議案第69号について、文教民生常任委員長から審査結果の報告を受けた後、委員会と同様の反対討論があり、起立表決を行った結果、賛成多数で原案を可決しました。
　続いて、教育委員の任命、公平委員の選任、人権擁護委員候補者推薦について、それぞれ同意しました。
　8日～14日に開かれた決算特別委員会では、20年度決算に対し、健全な財政運営を堅持し、効率的・効果的な執行がなされたかなどに主眼を置き、慎重な審査を行いました。一般会計及び各特別会計については反対討論「きしわだ行財政再生プランを推進する本決算は、市民への負担増や市民サービスの低下を招くものとなっており反対である」があり、起立表決の結果、賛成多数で認定しました。各事業会計については、満場一致で認定しました。
　16日の本会議では、まず、一般会計及び各特別会計の決算認定を求める議案について、決算特別委員長から審査結果の報告を受けた後、委員会と同様の反対討論があり、起立表決を行った結果、賛成多数で認定しました。
　続いて、上水道・下水道・病院事業会計の決算認定を求める議案について、決算特別委員長から審査結果の報告を受けた後、満場一致で認定しました。
　その後、議員から岸和田市議会議員政治倫理条例の制定について（3面に掲載）、改正貸金業法の早期完全施行を求める意見書（2面に掲載）を提案し、可決しました。
　最後に、各常任委員会・議会運営委員会の特定事件（2面に掲載）については、閉会中も継続調査することを決定し、16日に閉会しました。