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危機的な財政状況 打開に向けての方策は

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2009年3月3日掲載

【問】本市の財政推計によると19年度からの5年間で約120億円の収支不足が生じるとのことである。
 一方、単年度では過去連続で黒字決算を計上し、負債総額も年々減少しており、健全な財政であるかのようにも見える。
 財政の現状について聞きたい。
【答】
本市の17年度決算は、1億5800万円余りの黒字であったが、これは積み立ててきた財政調整基金を取り崩したことによるもので、それがなければ9億3500万円余りの赤字となる。
 また、歳入の3分の1を占める市税は、9年度以降減少しており、歳出では扶助費が増加傾向にあり、今後は、団塊世代職員の退職手当の負担が増えると考えられる。
 さらに三位一体改革による補助金などの削減、一部事務組合への負担金の増加などにより、財政推計に収支不足が生じる見通しとなったものである。

【問】危機的な状況を打開する方策について聞きたい。
【答】
昨年10月、市長直轄の「行財政危機対策チーム」を設置し、まず内部の改革として職員の人件費を含めた事務事業全般を徹底して洗い直し、企業会計などへの繰出し基準や外郭団体への補助金の見直しなどを積極的に進めていく。
まずは内部の改革から


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