本文
【問】学校での道徳教育は、道徳の時間だけでなく、各教科や特別活動、総合的な学習の時間など、それぞれの特質に応じて適切な指導を行わなければならない。
道徳教育を推進するうえで、子どもたちの良好な人間関係の確立をどう考えるのか。
【答】学校生活における学習活動や部活動などのさまざまな教育活動のなか、他の児童・生徒と協力し合い、互いに切磋琢磨することで良好な人間関係が築かれると考える。
【問】子どもみずからが課題に取り組み、ともに考える道徳教育を充実させることが重要と考えるがどうか。
【答】道徳はみずからを見つめ、みずからに問いかけることから出発する。
みずからの課題に取り組むには、道徳的価値に照らして自分自身を振り返ることが必要である。さまざまな教育活動のなかで、自分自身を振り返らせることがみずからに問いかけるきっかけとなり、道徳教育の推進につながるものと考えている。