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【問】現在、競輪事業は、収益事業の役割は果たせず、赤字を生む構造に問題があると考える。
競輪事業の構造改革という課題も視野に入れ、具体的な短期・長期振興策の取り組みは。
【答】短期振興策は、売上増加策として、ブロードバンドによる映像発信や携帯電話を使った情報の提供を図る。
長期振興策は、新規ファン獲得策として、周辺地域の環境整備を図りながら、サテライト場外売場の設置やナイター場外での車券の発売を計画している。
競輪場にファンを呼ぶことが競輪の活性化につながる一番の方法であり、本市競輪場での開催を中心に、競輪の面白さ、楽しさを伝達していくことが本市競輪場の新しい形であると考える。
【問】他の競輪場で、職員による売上金横領などの不祥事があったが、本市競輪場では綱紀粛正をどのように徹底しているのか。
【答】昭和25年から開催し、来年で55周年を迎えるが、この間、不祥事はなかった。
開催日には多額の現金を扱うので、ファンや市民の方々から疑惑を招くことのないよう、より一層綱紀の厳正な保持に努める。