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【問】本市では、今までマドカホールを中心として、市民や文化団体が協働でつくりあげてきた地域文化、市民文化があったが、浪切ホールの開館で、ここを中心とした新しい文化が生まれた。
そのことで、現場では文化政策の実行にあたって大きな混乱が生じていると聞いているが、本市の考えは。
【答】浪切ホールの誕生が、2つの文化をつくったものとは考えていないし、文化政策としての混乱はないと考える。
このホールを拠点とした近隣や遠方からの人々の交流により、岸和田の魅力を高め、これまでの市民主導による文化が幅広く浸透するとともに、市内外との文化交流への発展が期待される。
【問】浪切ホールを運営する文化財団と市民や文化団体との対話の中で、新しい文化政策への流れをつくっていくべきではないかと思うがどうか。
【答】行政としては、連携と調整を十分図るため協議を重ね、岸和田の文化政策を進めていきたい。
また、財団にあっては今年度、市民を中心とした委員会をつくり、今後の事業展開の方向性や市民参加などについての研究を進めることとしている。