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紙屋町だんじり紹介
宮入り神社 | 岸城神社 |
製作 | 平成3年 |
大工 | 天野 藤一 天野 行雄 |
彫物師 | 松田 正幸 松田 正彦 |
彫物図柄
見送り | 三国志 | |
土呂幕 | 正面 | 川中島合戦 信玄謙信一騎打 |
右面 | 剛力朝比奈三郎 | |
左面 | 巴御前の勇姿 |
特徴
先代だんじりから受け継いだ唐草模様の懸魚(げぎょ)の他、大屋根正面の鬼板に獅子咬(ししがみ)、摺出鼻(すりだしばな)に鯱などを配している。番号持ちは漁師町にふさわしい「順風満帆の宝船」。法被の背中の矢羽根の紋は、天保時代、町内に住む喜助と名のる漁師の親孝行に感心した殿様が、褒美に与えた弓矢一式から取ったと言われています。また、先代の天保12年作の先代だんじりは、岸和田だんじり会館に寄贈されており、来館者の目を楽しませております。