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五軒屋町だんじり紹介
宮入り神社 | 岸城神社 |
製作 | 平成10年 |
大工 | 植山 良雄 |
彫物師 | 岸田 恭司 |
彫物図柄
見送り | 賤ヶ岳合戦 | |
土呂幕 | 正面 | 大阪冬の陣(槍摺乃鎧) |
右面 | 川中島の合戦(龍虎相討つ) | |
左面 | 本能寺の変 |
特徴
宮入りくじ引きなしの「宮本三番」の五軒屋町はその昔、神社の燈明係りをしていた関係で、大屋根下に駒提灯を吊るし宮入りをするという旧習を今なお守っています。竹の節には「燈籠を担ぐ鬼」、木鼻には「提灯を持つ唐獅子」を配するなど町の特色を取り入れている。岸和田最古のだんじりとして現在岸和田だんじり会館に展示中の旧五軒屋町のカラクリだんじりは、文化文政時代に作られていて、京都で発見されました。三国志や四神獣の彫刻が大変見事です。纏の由来は文政10年(1827)11月落雷のため岸和田城天守閣が炎上した際、その消火活動の功績に対して藩主より五色の馬簾の纏を拝領したことによると言われています。