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3月31日(土曜日)、カーネーションの最終回を観る会を開催しました

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2012年4月18日掲載

 3月31日(土曜日)、マドカホール(岸和田市荒木町)で、連続テレビ小説「カーネーション最終回を観る会」を開催しました。

 当日は、最終回を観るだけでなく、トークショーあり、観光大使の委嘱式ありと盛りだくさんの内容で大盛況のイベントとなりました。また、定員500人弱に対して申し込み数がなんと3,500人を超えるなど、改めてカーネーション人気の大きさがうかがえました。

最終回を観る会の写真

 オープニングを務めた久米田高校太鼓部の皆さん。威勢のいい太鼓演奏で楽しいイベントの幕があきました。

久米田高校太鼓部の皆さん

 開会の挨拶の後、岸和田カーネーション推進協議会の会長である野口市長からNHK大阪放送局の崎元局長へ感謝状を贈呈しました。

最終回を観る会の写真

トークショー

 トークショーでは、最初に聡子役・安田美沙子さんが、参加できなかった優子役・新山千春さんの等身大切り出しパネルを抱えて登場。次に直子役・川崎亜沙美さんがだんじりに見立てる形で台車に乗って登場し、最後に糸子役・夏木マリさんが登場しました。

トークショーでのコメント(抜粋。敬称略)

(司会)
 晩年の糸子は特殊メイクですよね?
(夏木)
 72歳から92歳をやらせていただいたんですけれども、最初の2週は素顔で演じました。3週目からの80代(注:88歳の設定)は特殊メイクをさせていただいて、今週の90代はそれまでの特殊メイクにもう少しシミとかシワを加えさせていただいて。ハリウッドで活躍していらっしゃる特殊メイクの方に来ていただいて、毎朝2時間かけて(特殊メイクを)やらせていただきました。
 〔会場の観客に向けて〕どうでした?大丈夫でしたか? 〔観客より大拍手〕
 ありがとうございます。

(司会)
 川崎さん、ドラマに出演されたことで以前岸和田に住んでいたころと今とで何か変わったことは?
(川崎)
 私自身はそんなに変わらないんですけれども、岸和田駅前通商店街が、以前はだんじり祭のとき以外はあまり人がいない結構静かな状態だったんですよ。それがカーネーション効果もあって、「通るんやったらそこの商店街通ろうか」というような人が多くなったんです。岸和田全体が元気になってきたことを実感しましたね。
(司会)
 実際に「コシノギャラリー」などに行かれたんですか?
(川崎)
 バンバンに行きますよ。このあいだも行きましたもん。(推進協議会の)公式ショップにもちょくちょく行きますね。
(司会)
 安田さんはいかがですか?商店街を通られたりとか…
(安田)
 私は撮影に入る前に(コシノギャラリーに)行きました。(2階に展示されている)写真がたくさんあったので、写真をいっぱい撮ってきて「こういう家族やったんや」と思って。ほかにもコロッケ屋や小学校など(コシノファミリーの)ゆかりの地をめぐってすごく楽しい場所でした。ただ、「カーネーションギャラリー」はこれから自分が出演するということで入る勇気がなくて、遠目に見ていたんですよ(笑)。

(司会)
 夏木さん、岸和田市民の演技はいかがでしたか?
(夏木)
 とにかく私より岸和田弁が上手い!(笑)もう参っちゃったね。 〔観客大うけ〕
 難しいですね、岸和田弁。先日も「あさイチ」という番組で(自分の)台本が出ちゃったんですけれども、いろいろ印を書かせていただいて。そうじゃないと出来ませんでした。
(司会)
 ちょっと「関西弁」とは違うところがありますね。
(夏木)
 いろいろ許していただかないといけないところがあると思うんですが…。どうもありがとうございました。 〔観客より温かい拍手〕
(司会)
 そのあたりは川崎さんは完璧でいらっしゃるかと思いますが。
(川崎)
 いやー、それが、正直なところイントネーションでごっつい考えてしまったんですよ。
 方言指導の先生もいらっしゃったし、あんまり自分(自身)の言葉を出しすぎてもいけないですし。あとは現在の岸和田の「泉州弁」というのと、昔使うてた言葉とまたちゃうのかなーとか。いろいろ研究できる機会にもなりましたよね。
(夏木)
 でもやっぱりカッコイイですよね。ネイティブですから。
 今後、「東京弁」になったときは(私に)訊いて(笑)
(川崎)
 スゴイですよ。だって(夏木さんは)「関西弁」のベースが無いんですよ。「泉州弁」ちゅうのはホンマ英語といっしょですよね。東京の人に聞いたらホンマにわからへんって言うんですよ。ここらの語尾で「やっちゃーた」とか、「ちゃーた」てなんやねんて感じで。(笑) 〔場内爆笑〕
(司会)
 その点、安田さんはいかがでしたか? 安田さんは京都ご出身ですよね。
(安田)
 京都なんですけど、ところどころちょっと違うんですよ。(京都は)ちょっとはんなりしてますし。
(夏木)
 〔司会者に〕「おおきに」ってなんて(注:どんなイントネーションで)言いますか?
(司会)
 「おおきに」(「き」を高く発音)
(夏木)
 それ違う違う。
(司会)
 えーっ!
(夏木)
 方言指導では「おおきに」(「お」を高く発音)なんですよ。「おおきに(「き」を高く発音)」とおっしゃる方ももちろんいるんですが、「カーネーション」の岸和田弁では「おおきに」(「お」を高く発音)と教わったんですよ。
(安田)
 「おおきに」(「お」を高く発音)ですね。
(夏木)
 難しいのよ、いろいろ。もう大変。
(安田)
 「岸和田」もですよね。
(夏木)
 「きしわだ」(「きしわ」を高く発音)。
(安田)
 うん、「きしわだ」(「きしわ」を高く発音)。
(司会)
 「きしわだ」(「き」と「わ」を高く発音)…。
 (注:混乱してしまい、“日本語の怪しい外国人”のようなイントネーションに・・・)〔会場爆笑〕
(夏木)
 なまってるやーん!(笑)
 まあこれをこなしている私たちの才能といいますか…(笑) 〔会場大うけ〕
 でも本当にすごく勉強になりました。

(司会)
 川崎さんは普段から(コシノ)ジュンコさんの服を着てらっしゃるそうなんですが。
(川崎)
 そうなんです。ドラマ中では最後のほうはずっとジュンコさんの服を着さしてもろてたんです。で、イベントのときなどにも着さしてもらえるように、何着かは家に置かさしてもろてるんですね。ジュンコさんが気にかけてくださって。

(司会)
 安田さんは50代・60代のシーンでは何か扮装で工夫などされていたんですか?
(安田)
 ちょっとだけ「ほうれい線」を描きました。あとは自分の声が高いので、ちょっと落としたり、落ち着いてしゃべろうとかしましたね。

スペシャルゲスト・コシノ三姉妹登場

 トークショーの途中で、サプライズゲストとしてコシノ三姉妹の長女・ヒロコさん、次女・ジュンコさん、三女・ミチコさんが登場しました。

岸和田観光大使への委嘱式

野口市長が、岸和田観光大使の委嘱状を手渡しました。

岸和田観光大使委嘱の様子 写真提供:NHK

観光大使就任にあたってのコメント(抜粋。敬称略)

(コシノヒロコ)
 岸和田の観光大使に任命されて、重責でございます。
 岸和田に生まれ育って、岸和田の町を愛して、育って、お母ちゃんはだんじりと一緒に人生を送ったようでしたが、この岸和田にかかわらせていただき、ほんとうに光栄です。おかあちゃんの意思を私たち三人が継ぐことができることは、ほんとうに感慨深いことです。岸和田がこれからますます観光的に栄えるように、お役にたてるのであれば、岸和田に生まれてよかったとあらためて感じています。ありがとうございました。

(コシノジュンコ)
 岸和田のだんじりで育ったわたしたちですが、だんじりがあるということは、岸和田の大きな特徴であると思います。どこにいても誇りに思えるという、それが「カーネーション」のおかげ、NHKのおかげで、こんなに日本中のひとが、世界中の人が見られたと思います。そういう意味で、新しい岸和田の町が出来上がるような気がしています。
 おかあちゃんは、最後まで岸和田におりました。みんなの励みのためにも、テレビを通じていいメッセージができたと思います。
 東京と違って特徴のある岸和田は、世界にメッセージしやすい観光の町になることを、生まれ育ったところを、ぜひ、もっと育てていきたいと思いますので、がんばっていきます。

(コシノミチコ)
 ロンドンに住んでいますが、私のこころは、岸和田です。日本のことを聞かれると、岸和田のことしか答えられないです(笑)
 知り合いのイギリス人は、「日本の首都は、岸和田?」だといいます(笑)。だんじりだけでなく、普段から岸和田に、日本中から世界各国から来てもらって、その方たちを歓迎できる岸和田の町を作ってほしいです。観光客のみなさんに心を一つにして親切にしてほしいです。

出演者&コシノ三姉妹のトークショーコメント(抜粋。敬称略)

(夏木)
 〔糸子がイギリスの母の日3月26日に亡くなって白いカーネーションに囲まれて棺に眠っていたところに聡子がカーネーションを持って帰ってくるシーンについて〕あのお話は事実に基づくもので、ロンドンで母の日に聡子が…あ、(モデルであるミチコさん)ご本人がいらっしゃるんだから…
(ミチコ)
 あれはまったく事実で、私がロンドンに帰ったあくる日、家に帰って座ったとたんに「リーン」って電話が鳴って「(綾子)先生が亡くなりました…」って。それで翌日チケットを取って戻るときにスタッフの方が「今日は母の日だから持って行ってください」ってカーネーションをくれたんです。それでそれをきれいにドラムケースに入れて持ってかえってお母ちゃんが寝ているところに入れた、それが本当にカーネーションだったんです。
(夏木)
 私が入れていただいた棺… 〔観客笑〕
 そこからスタッフを見たら、本当に綾子先生がお世話になった葬儀屋さんだったんですよ。だから「カーネーションの位置はここでした、ここでした」って覚えていらして、実際の通りにやらせてていただいたんです。私はそれでもう、ドキドキしちゃいました。
(ジュンコ)
 今日は(綾子さんの)慰霊祭ということで三人集まっているわけですが、本当は命日にやりたいんですけれども皆が集まれる日ということで決めたらどうしても今日なんですよ。ちょっと数日過ぎてしまうけれども、とにかく今日にしたんですね。だからこの(最終回を観る会)のためというわけではなくて、偶然に今日なんです。それがこの(「カーネーション」の)最後の日、というのも「すごいお母ちゃん計画的やったなあ」って(笑)
(ヒロコ)
 それでまたこうして皆で会えるなんて、ほんとに素敵なことだわ。
(司会)
 三姉妹の皆様から見られて、お母ちゃんが主人公の「朝ドラ」になった、というのはいかがでしたか?
(ヒロコ)
 お母ちゃんは自分のところの一家が「朝ドラ」になるってことを、ほんっとにね、「念力」をかけてたんです。 〔観客笑〕
 で、死んでから5年たっても天国で「念力」。だからほんとにこれ、現実になってるんです。だから当然、お母ちゃんが主人公で当たり前やと思ってます。そう思います。

カーネーション最終回の視聴

 コシノ三姉妹が会場の拍手に見送られて退席したあと、「カーネーション」チーフ演出の田中健二ディレクターが登場し、トークに飛び入り参加しました。
 また、個人的に来場していた「カーネーション」の脚本を担当した渡辺あやさんが、サプライズで参加者に紹介されました。

 そして12時45分より、会場の特設画面で「カーネーション」最終回を鑑賞し、放送終了後に岸和田市民の代表より、夏木さん、川崎さん、安田さん、渡辺さん、田中ディレクターに花束が贈呈されました。

出演者からの最終回の感想

(夏木)
 ありがとうございました。
 もう、岸和田のみなさんには、ほんと感謝しています。
 すばらしいドラマに参加できたこと感謝します。これから、精進していきます。

(川崎)
 実は、最後のおばあちゃんのシーン(注:病院のロビーで「カーネーション」の初回放送を97歳になった奈津が観ているシーン)、車いすにのっているのは、私のおばあちゃんです。
 おばあちゃんが現場の撮影の見学に来た時、台本にかかれていたイメージのおばあちゃんにぴったりだということで、声をかけてくださった。(私は)おばあちゃん子でもあるし、岸和田の話で、なんともいえん気持ちで、本物の家族みたいに思える方にも会えて、ほんまに、ありがとうございました。

(安田)
 ありがとうございました。
 こんなに終わってほしくないと思った、15分間は初めてでした。
 不思議な感覚でしたが、ほんとに、おかあちゃんは、そばにいて、岸和田にいて、今もここにいるんやなと感じました。カーネーションは終わってしまいましたが、ずっと心の中に続いていると思います。今日、この時間をみなさんと過ごして、おかあちゃんと直子と、応援してくださったスタッフのみなさんと一緒に感謝しています。(涙)

 会場では、最終回を観て感動したり、出演者の涙にもらい泣きしたりと、たくさんの人が涙を流す姿が見えました。


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