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10月23日(日曜日)、ヒロイン糸子の子ども時代を演じた二宮星(あかり)さんが、岸和田市立図書館本館(岸城町)で行われた図書館まつりで「一日図書館長」を務めました。
開会のセレモニーで、小学3年生とは思えないほどしっかりとした挨拶を行った二宮さん。その後、その場で選ばれた子どもたちや永本教育長と一緒にくす玉割りを行い、図書館まつりがスタートしました。
二宮さんは、まず、カウンターで本の貸出しの仕事を行いました。ニコニコと明るい笑顔で貸し出し業務をこなす二宮さんに、本を渡された人からは自然と笑顔がこぼれていました。
午前11時からは、絵本「たまごにいちゃん」を二宮さんが感情を込めて読み上げました。たくさんの参加者でごった返す中、特に子どもたちが真剣な表情で聞き入っているように見えました。
午後に入り二宮さんは、さわる絵本に触れてみたり点字の体験を行ったりと、館長として岸和田市立図書館の中を見て回りました。今度は、二宮さんがとても真剣な表情を見せていたのが印象的でした。
▼講演会「もっと見たくなるカーネーション」
午後2時からは、NHK大阪放送局のチーフ・プロデューサー城谷厚司さんによる講演会『もっと見たくなる「カーネーション」』が行われました。
城谷さんは、連続テレビ小説「カーネーション」の仕掛け人です。城谷さんだからこそ語ることのできる「カーネーション」への思いや制作のウラ話などを、とても楽しくお話しくださいました。
また、NHKに寄せられている「カーネーション」への反響の内容もご紹介くださいました。「岸和田弁がいい」との意見も多く寄せられているとのことで、うれしいお話に参加者からはたくさんの笑顔が見えました。
あっという間に過ぎた1時間の講演会。参加者は、「カーネーション」がもっと見たくなってお帰りいただけたのではないでしょうか。