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岸和田市・貝塚市・東かがわ市・須崎市は、大阪・関西万博における自治体参加催事へ共同出展をするため、この度、協定を締結しました。
4市は、「2025年日本国際博覧会とともに、地域の未来社会を創造する首長連合」が主催する自治体参加催事『Resolution of LOCAL JAPAN展~地域が創る日本と地球のいのち輝く未来~』において、“伝統工芸”を共通項とした出展を目指しており、各市の伝統工芸の多様な技術や魅力を、作り手である職人の想いとともに世界へ届けられる内容を検討しています。
2024年7月26日の協定締結式では、4市の市長が会し、協定書に署名するとともに、共同出展への決意を新たにしました。また、各市長とも、「府県を超えて自治体が連携していくことは大変有意義であり、大阪・関西万博の閉幕後も見据えて連携していきたい」と万博を契機とした自治体間の連携に期待を膨らませました。
【協定名】
「大阪・関西万博自治体参加催事への共同出展に関する協定」 [PDFファイル/111KB]
【協定内容】
(1) Resolution of LOCAL JAPAN展への共同出展に関すること
(2) その他、本協定の目的を達成するために必要なこと
【締結相手方】
(1)貝塚市
本市と隣接する市で、大阪市内から一番近い海水浴場の二色の浜は、2024年5月に国際環境認証ブルーフラッグを大阪府下で初めて取得しました。伝統工芸品のつげ櫛は、6世紀に二色の浜に漂着した渡来人が製法を授けたと言われ、全国シェア7割を誇ります。また、貝塚市もだんじり祭りが盛んで、だんじり制作の工務店や彫刻工房があります。
(2)東かがわ市
香川県東部に位置し、瀬戸内海と讃岐山脈に囲まれた穏やかな地域です。江戸時代から続く讃岐和三盆や、ハマチ養殖の発祥地でありブランド鰤(ぶり)の「ひけた鰤」などが特産品です。伝統工芸品は手袋で、国産手袋の全国シェア9割を誇る一大産地であり世界でも類を見ない「てぶくろの町」です。
(3)須崎市
高知県のほぼ中央に位置し、北は山々に囲まれ、南は太平洋に面した自然豊かな市です。季節ごとに様々な新鮮な魚介類を楽しむことができ、また、生産日本一を誇るミョウガ、名物「なべ焼きラーメン」や2尺玉の花火などが有名です。伝統工芸品には、須崎市でしか生育しない虎斑竹の竹細工などがあります。