身近な市民スポーツの機会が育む活力といきがい

岸和田市市制施行100周年記念誌
みんなでつくるまち岸和田
誰もがいきがいを感じられるまち42ページ

身近な市民スポーツの機会が育む活力といきがい

スポーツを通した地域づくり [総合型地域スポーツクラブ]

多世代・多種目をキーワードに、身近な地域で誰もがスポーツを楽しめる「総合型地域スポーツクラブ」が平成7年（1995）に国により提唱されました。岸和田市では「スポーツクラブディアマンテ」「ＦＣ岸和田」の2団体が総合型地域スポーツクラブとして活動。子どもから社会人、シニアまで、幅広い世代の市民が参加し、新たな地域コミュニティの役割を果たしています。サッカー、ダンス、ヨガ、体操、フラダンスといった各種目の練習やレッスンを、クラブハウスや学校グラウンドなどの公共施設も活用して実施しています。

NPO法人FC岸和田

「スポーツで地域の人々を幸せに」がミッション。サッカーを中心に、ヨガやフラダンス、小中学生に人気のダンスなどの種目を展開しています。

ヨーロッパのように地域ぐるみでスポーツを身近に感じてもらえる場所づくりを岸和田で実践しています。
理事長／河内賢一さん

河内さんの画像

NPO法人スポーツクラブディアマンテ

学校での部活動が中心のスポーツを地域で支えることをめざして平成11年（1999）に設立。指導者・スタッフ約40名がさまざまなスポーツにふれる機会を提供しています。

スポーツを通して地域に貢献するとともに、地域で暮らす市民が応援したくなるクラブづくりをめざしています。
代表理事／松田篤人さん

スポーツの楽しさを誰もが享受できるまち [パラスポーツ]

障害の有無にかかわらず誰もが参加でき、仲間づくりの楽しさやいきがいが感じられるパラスポーツ。岸和田市でも岸和田市立福祉総合センターのアリーナを舞台に、フライングディスクの記録会や練習、車いすバスケットボールチームの活動などが行われています。また、子どもたちは小学校の授業や各スポーツクラブでの体験を通してパラスポーツを楽しんでいます。