いきいき学びのプラン(43号) 1面

印刷用ページを表示する 2011年9月1日掲載

シリーズ 「人が咲く。」

  今回ご紹介するのは、八木雄一郎さんです。「みんなで創るみんなの放送局」をコンセプトに、今年5月から放送を始めた『ラヂオきしわだ(通称:ラヂきし)』。八木さんはその代表理事兼放送局長として、「市民のみなさんが発信する」「元気でわくわくする」放送局を目指しています。

NPO法人 ラヂオきしわだ 代表理事 放送局長 八木 雄一郎(やぎ ゆういちろう)さん

  

 きっかけ

  私は、岸和田市別所町で生まれ育ちましたが、勤務先は東京や大阪市内で、岸和田市に縁のある仕事は全くしていませんでした。そんな私がこの仕事に携わるようになったのは、「岸和田でFMラジオを開局したいので手伝ってほしい。」と相談を受けたからでした。天災が起きた時など、身近な情報を伝えるのが、FMラジオの役割のひとつです。私は、地域に密着した情報を提供するために市民運営が大切だと考え、関わるようになりました。FMの局は、様々な業種と関連して調整するために、以前の仕事であるコンサルタント業務での経験が役に立ちました

ラヂオきしわだとは

  『ラヂきし』は、生放送と録音を織り交ぜて放送しています。生放送は8時から22時までです。放送には多くの市民に出演してもらっています。市内で活動している団体の活動内容などを紹介し、聴いている人に刺激を与え、皆さんに元気にいきいきと活動してもらいたいと思っています。
 また、パソコンや携帯端末などのインターネットを使用して放送が聞けるようになりました。この放送で、岸和田市が元気でわくわくする町になると嬉しいです。

気をつけています

  私たちは「楽しみ探し」のお手伝いと思い、ボランティアを行っています。退職前の職場の経験もいかして活動しています。それとともに、気取らない放送を心がけています。一方的な放送ではなく、市民に必要な情報をタイミングよく発信するように気をつけています。

皆さんへひとこと

  まずは、聴いてください。そして、皆さんそれぞれが活動していることや言いたいことを市民へ発信してください。何かが始まります。このラヂオきしわだを通して、様々な世代をつないでいきましょう。

参加者募集

 自分たちの活動を知らせたい、発表する場でたくさんの人に集まって欲しい、仲間を増やしたいという場合は、ご連絡ください。また、1回だけしか出演できないということはありません。サークル活動が終わった後にお越しいただいても構いません。いつでも、申し込みを受け付け中です。私たちは、出演者が伝えたいことをわかりやすくお伝えできるように、援助しています。最後に、サポーター会員にも入っていただけると嬉しいです。

目 標

・岸和田を元気でわくわくさせるための放送
・みんなの放送局を実現
・多くの市民の声を届ける
・市民のネットワークを拡大

コラム 「啓発」の意味について

サラリーマン時代、いずれ自由時間ができれば趣味の読書でも、と書店に寄っては書物を買い続けた。その結果、NHKテレビのサラリーマンカルタの募集に応募し「へ」の項目で正月に紹介された。その作品は「ベストセラー積ん読だけの自己啓発」(大阪府・筆者名)。定年後には、市立公民館で「人生パート2」なる講座を受講した。その時の受講生等が自発的に毎月1回集まり続けている会がある。名づけて「銀齢会」。内容は、(1)メンバーからの情報提供(2)生涯学習出前講座の受講(3)社会見学(4)懇親会 など自己啓発や相互啓発に努めている。啓発の語源は約2400年前の孔子の『論語』に子曰く、「憤せずんば啓せず。悱せずんば発せず。一隅を挙げてこれに示し、三隅を以って反えらざれば、則ち復たせざるなり。」複数の専門家の話によると明治時代Educationを教育と誤訳し、本来持っている啓発の意味を失わせてしまった。後に、Teachingは教育、Educationは啓発と訳すべきだと強調された。いま、改めて啓発の必要性を感じている。