いきいき学びのプラン 2.3面
お知らせ 「いきいき学びのプラン 点字版・音声版を発行します。」
目の不自由な方のために、この「いきいき学びのプラン」の点字版と音声版(カセットテープ)を作成することになりました。
希望する方へ直接郵送にてお届けするほかに、次の施設でも閲覧または聞くことができるよう配置しています。
配置場所:市立公民館ほか各地区公民館・青少年会館・青年の家、市役所広報公聴課、図書館、サン・アビリティーズ、福祉総合センターですが、各地区公民館等は点字版のみになります。
点字版は「点訳サークル K」さんに依頼し、点訳から印刷、製本、発送をお願いしています。
音声版は朗読、カセットテープへの録音を「朗読ボランティア ひばり」のみなさんに、複製(ダビング)と発送を「岸和田市視覚障害者協会」にお願いしています。
今年度は12月1日号のみの対応ですが、来年度以降の順次拡大を検討します。
お問い合わせは生涯学習課(市立公民館)Tel423-9616まで
みなさんに届けたい!学びの情報・笑顔で学びあい
「私たちもみんなと同じように色々な情報が欲しいんです」
目の不自由な方にとって切実な願いであることは誰もが感じていることでしょう。いきいき学びのプランの情報をより多くのみなさんにお届けしたい。色々なグループのみなさんのチカラをお借りして、点字版・音声版を発行することになりました。
今回は、点字版・音声版の作成と発行を通じて、そこに関わる人たちの思いや人の輪を紹介します。
「みんなで分担」
「講習などで身に付けた知識や技術を活かしたい、誰かの役に立ちたい」
「みんながいるから、私もがんばろうという気になるんです」
点字専用プリンタの一生懸命働く音をB G Mに、点字になったいきいき学びのプランを製本していきます。点訳作業はそれぞれのスキルを活かして自宅で奮闘。目の不自由なスタッフが校正し表記をチェックします。印刷を終えた用紙をきちっと切り揃え、それをホッチキスで留めていきます。いろんな人の手を経てようやく完成。みんなで分担しながら少ない会員数でもやりくりし、きっちりと仕上げていきます。
ピンと張り詰めた空気のなか、雑音を遮断した静かな録音室で朗読されるいきいき学びのプラン。声の情報紙として朗読者の温かくやわらかい声とともに、聞き手へのいたわりの言葉を添えてカセットテープに吹き込まれていきます。出来上がったテープをダビングした後は、見えなくても慣れた手つきで一つひとつ録音状態を耳で確認します。
返却され毎回再利用されるカセットテープは、一本ずつ手作業で内容を消去し、新たに録音できるようにリフレッシュします。専用の機器にテープを載せては降ろす作業を通称「鉄板焼き」と呼んでいて、手には電気風呂のようなビリビリとした感覚が伝わってきます。
返却確認や名簿管理、郵送用収納袋への袋詰めなど、いろいろな工程を経て希望者の手に届きます。
「楽しさと苦労」
作業をお願いしたどのグループでも、健常者と障害者との間に差はなく、お互いに出来ることで活動に参加しながら、楽しく心が通った交流が進んでいます。そして、誰もがそれぞれにやりがいを感じながら、いきいきと活躍していますが、楽しさだけでなくそれなりの苦労もあります。
音訳・点訳は単純に活字版を訳せばいいものではないのです。例えば、「こうてん(好い天気、荒れた天気)」や「しょうがい(人の生涯、自由が利かない障害)」など、読みは同じでも意味の異なる言葉がたくさんあります。
「全てが『かな』である点字は、難しい用語やお役所言葉、行政専門用語などを辞書で調べてわかりやすく表現するなどの工夫もしています。図や表、写真などは点字では表現しづらいですが、なるべくわかりやすく伝えるように心掛けています」
また、朗読では「どう読めば聞く人に正確に伝わるのか、アクセントやイントネーションなどの違いで意味を取り違えて伝わらないように、注意を払います」とのことです。
さらには「もっと上手くなりたい。技術を磨きたい。そのためにはもっともっと勉強が必要です」という声もあり、苦労をすればするほどより新たな学びの欲求が沸いてくるようです。この「苦労」も楽しみの一つなのかもしれません。やはり、学んだことを活かせるって、人を元気にするのですね。
「笑顔の連鎖」
機械的に「作業」として訳することは簡単かもしれません。パソコンソフトに任せたり、専門業者に依頼することもできます。作業としてではなく「やりがい」として、人が人のために、誰かのことを思い、自分の力を仲間と共に発揮する。そこに喜びや楽しさ、苦しささえも得ることができるのでしょう。
その原点はお互いが学びあい、支えあうなかから共に気付きあうことにあります。誰にとっても学んだことが社会に役立ち、そこで誰かと出会い、交わり、また新たな学びにつながることは嬉しいことです。そんな笑顔の連鎖は、まずは何かを始めてみることから生まれます。
いきいきと笑顔で学びあいながら、学ぶことの大切さ、学べることの喜びを感じてもらいたい。いきいき学びのプランがそのきっかけになることを願ってみなさんにお届けします。
各団体・サークル紹介(会員募集中)
点訳サークル K
結成年:2007年 会員数:8名
広報きしわだの点訳作業のほか、視覚障害者のための音声ガイド付き映画会の企画など、会員の交流と文化向上の行事にも力を入れている。
朗読ボランティア ひばり
結成年:1980年 会員数:50名
視覚障害者への録音図書の製作を中心に、岸視協だより、天声人語、新着図書案内、社会福祉協議会だよりなどの朗読・録音を行っているほか、対面朗読や老人保健施設での朗読も行っている。
岸和田市視覚障害者協会
結成年:1971年 会員数:75名
視覚障害者の社会参加と福祉の向上を目指して、より多くの情報を会員に提供できるよう取り組んでいる。会報「岸視協だより」の発行のほか、広報きしわだ、議会だよりなどのダビング、発送を行っている。
点字のいろは
点字は6点で表します。 左側に上から1.2.3、右側に同じく4.5.6とそれぞれに配置番号があります。
「あ」は1の点、「い」は1と2の点で表示します。
母音を表す「あ行」の点字を基本形に、例えば5と6の点を
加えれば「さ行」になります。
これらの組み合わせで文を作っていきます。
缶入りアルコール飲料には間違えて飲まないように「おさけ」、「お」は2と4、「さ」は1と5と6、「け」は1と2と4と6の点で表示します。
家電製品にはスイッチのそばに「オン」「切る」などの表示があります。
語呂合わせで次のように覚えましょう。
「かろく、さごろう、たさんご、なさん、はさぶろう、 まさごろう、らご」
(か行は6の点を、さ行は5と6の点を、た行は3と5の点を・・・それぞれ加えればOk。)
ボランティアサロンのご案内
ボランティアをしている人、これからしようかなと考えている人、お気軽にご参加ください。サロン後はボランティアについての個別相談も受け付けています。申込不要です。
(偶数月第3土曜日開催)
12月19日、2月20日 土曜日
午後2時から4時
福祉総合センター2階会議室
(12月は1階大会議室)
問合せ:岸和田市ボランティアセンター
電話:430-3366
平成21年度 いきいき市民のつどいの開催
テーマ:「学びつづける 学びつながる 生涯学習」
日 時:平成22年1月23日(土曜日)午後1時30分から4時
会 場:産業会館(別所町)
参加無料
内容:第1部 学習活動発表
●自主学習グループ「いっしょにね!!」
「ハンディをもつ子と、もたない子と大人たちの楽しい出会いの会」として平成7年から活動。出前紙芝居を通してノーマライゼーションとバリアフリーの実現に向けて障害児者理解と啓発を行っている。
●岸城中学校夜間学級
学齢期に様々な理由によって義務教育を修了できなかった人などに対して中学校教育を行っている。府内に11校あるうちの1つで昭和44年度から開設し、今年度は60名が在籍している。
第2部 分科会
テーマに分かれて語り合います。
<テーマ1>「みんなで一緒に手をつなごう」
<テーマ2>「学ぶって楽しい!」
保育(1歳半~就学前児童及び障害児)や要約筆記・手話通訳もあります。詳しくはお問い合わせください。
生涯学習課(市立公民館) 電話:423-9616
成人式の開催
みんなでお祝いしましょう!
日時:平成22年1月11日(月・祝)
午前11時から正午(受付開始は10時半です)
会場:総合体育館(西之内町)
対象者:平成元年4月2日から平成2年4月1日生まれの方
※手話通訳あります。ご希望の方は当日受付までお越しください。
