いきいき学びのプラン 全ページ

印刷用ページを表示する 2009年12月8日掲載

シリーズ 「人が咲く。」

  星ヶ丘町(大阪府営荒木住宅)では、「一人を大切に、安心とふれあいの町づくり」をテーマに31もの福祉活動が展開されています。
 今回は民生委員を初め、子どもの安全見まもり隊など様々な団体に所属し、「リビングほしがおか」の立ち上げにも尽力された原口正彰(はらぐち ただあき)さんにお話を伺いました。

 原口正彰(はらぐちただあき)さんの顔写真

 

大学進学を諦めざるをえなかった20代の頃、「自分を成長させたい」そんな一心で足を運んだ幾多の講演会。それ以来、本当に自分に合った生き方を探し求めてきた・・・。

人生二毛作の時代へ

 講師の話の中で「昔は、人生50年。子育てのうちに生涯は終わった。これからは人生二毛作」という話に共感し、長い第二の人生をどう有意義に生きるかを自分なりに考えました。そして、地域に恩返しをしよう、社会貢献の人生を送ろうと心に決め、仕事をしながら青少年指導員などを務めたりと、地域に関わってきました。定年後、いきなり地域に帰るというのは案外難しいものです。日頃から近所の人と交流を重ね、つながりを作っておくことが大切だと感じています。

顔の見える福祉活動

 世代を超えてお互いに交流し、助け合うことができるふれあいの場が必要だと感じ、星ヶ丘町に「リビングほしがおか」をオープンしました。28名のボランティアの協力により喫茶コーナーが運営され、福祉活動の拠点として、大きな役目を担っています。お茶やコーヒーを楽しみに、町の人が気軽に集い、話ができる場であってほしい。たくさんの人と交流することでお互いの状況を把握し、地域の情報を共有することができるような雰囲気作りを目指しています。専門職等と地域が連携して情報交換を行うことにより、実際に孤立・孤独死を防ぐこともできました。

地域に三声あり

 孟子の言葉に『家に三声あり』という言葉がありますが、今は『地域に三声あり』ではないでしょうか。親と子どもの声の他にあともうひとつ、必要なのは高齢者の声です。目に見えないものに対する畏敬や感謝の心、昔ながらの知恵など、地域にはそんな声が溢れています。私は、高齢者の声を活かしながら、登下校の見守りだけでなく、子どもたちに優しい町づくりをしていきたいと思っています。

子育ては地域と共に

 活動の一番の喜びは、「ありがとうの笑顔」です。それは何物にも換えがたく、今後の活力にもなります。昨年、子どもの安全見まもり隊あてに新条小学校の全校生徒から、お礼の手紙が届きました。これは本当に嬉しかったですね。そして、私たちも子どもたちが喜んでくれるようにと考えることが、新たな楽しみになっています。
 また、中高生のボランティア団体「HiSHO」(ひしょう)が結成され、現在6名が活動しています。彼らと一緒に考え、共に汗を流すことは楽しいですね。若い頃から無償で動くことを経験し、達成感や必要とされる喜びを体で感じることは大事なことです。彼らの活動を見守り、応援することで、青少年のボランティア意識の向上と健全育成になればと思っています。
 自分の孫を守るように、地元の子どもたちも守りたい。今後、更にネットワークを広げ、地域ぐるみで星ヶ丘町のコミュニティが元気になるように考えていきたいです。

子どもたちからのお礼の手紙 子どもたちからのお礼の手紙

星ヶ丘町 福祉活動の一部 「朝市ほしがおか」の写真。机には小分けされた数十種類の野菜が所狭しと並ぶ。近所だから持ち帰りも便利。新鮮なうえ、低価格なのであっという間に売り切れる。   「リビングほしがおか」の写真。府の「ふれあいハウジング」事業の一環として、平成20年6月に開設。校区内外からの来場者も多く、昨年度は延べ13,423人、1日に平均66人の利用があった。

 はつらつとした笑顔で話す原口さんは、これからも町会各種団体やたくさんのボランティアのみなさんとチカラを合わせて、地域に根を張った活動をされることでしょう。

コラム「初心生涯」

8人目の名誉市民である原昇前市長より寄稿いただきました。

私たち人間が、難しいこの世の中を生き抜くためには、誰しもが人生の目標を定め、それに向かって努力しなければならない。私は、そういう意味で人生の標語とも云うべき目標として「初心生涯」を座右の銘として人生を生きてきたつもりである。
しからば、我が尊い命を大切にすることは基より、地域社会に感謝し、地域の人々に報いる努力をすること、これこそが私の「初心生涯」の心である。もちろん、感謝は正義の観念を含み、悪しきことは断固として排斥して正しい方向に向けていくのが人としての務めであると信ずる。
かつて私の八期当選に際し、同級生主催の祝賀会が東京で開催された時、大先輩の瀬島龍三(せじま りゅうぞう)氏も出席されていた。その時「初心生涯」と書かれた色紙を頂戴し、さらに元気で地域社会に貢献するように励まされた。
それ以来、色紙は応接室に飾り拝見している。そしてその時に励まされた感激を心に刻み、さらに新たな思いでがんばる決心をした次第である。
人間誰しもが、一人ひとりに崇高な初心というものが存在し、そこに向かっての人生は山あり谷ありであることは想像にかたくない。

外字の置き換えについて

 本ウェブサイトでは、インターネットに接続するさまざまな端末への配慮として、端末によっては表示できなかったり、意図しない表示になってしまう可能性のある外字及び機種依存文字は使用していません。
 そのため、原昇氏の「昇」の漢字は本来のぼるですが、「昇」と置き換えています。ご了承ください。

お知らせ 「いきいき学びのプラン  点字版・音声版を発行します。」

 目の不自由な方のために、この「いきいき学びのプラン」の点字版と音声版(カセットテープ)を作成することになりました。
希望する方へ直接郵送にてお届けするほかに、次の施設でも閲覧または聞くことができるよう配置しています。

配置場所:市立公民館ほか各地区公民館・青少年会館・青年の家、市役所広報公聴課、図書館、サン・アビリティーズ、福祉総合センターですが、各地区公民館等は点字版のみになります。

点字版は「点訳サークル K」さんに依頼し、点訳から印刷、製本、発送をお願いしています。
音声版は朗読、カセットテープへの録音を「朗読ボランティア ひばり」のみなさんに、複製(ダビング)と発送を「岸和田市視覚障害者協会」にお願いしています。
  今年度は12月1日号のみの対応ですが、来年度以降の順次拡大を検討します。

お問い合わせは生涯学習課(市立公民館)Tel423-9616まで

みなさんに届けたい!学びの情報・笑顔で学びあい

「私たちもみんなと同じように色々な情報が欲しいんです」
 目の不自由な方にとって切実な願いであることは誰もが感じていることでしょう。いきいき学びのプランの情報をより多くのみなさんにお届けしたい。色々なグループのみなさんのチカラをお借りして、点字版・音声版を発行することになりました。
 今回は、点字版・音声版の作成と発行を通じて、そこに関わる人たちの思いや人の輪を紹介します。

「みんなで分担」

 「講習などで身に付けた知識や技術を活かしたい、誰かの役に立ちたい」
 「みんながいるから、私もがんばろうという気になるんです」
 点字専用プリンタの一生懸命働く音をB G Mに、点字になったいきいき学びのプランを製本していきます。点訳作業はそれぞれのスキルを活かして自宅で奮闘。目の不自由なスタッフが校正し表記をチェックします。印刷を終えた用紙をきちっと切り揃え、それをホッチキスで留めていきます。いろんな人の手を経てようやく完成。みんなで分担しながら少ない会員数でもやりくりし、きっちりと仕上げていきます。
 ピンと張り詰めた空気のなか、雑音を遮断した静かな録音室で朗読されるいきいき学びのプラン。声の情報紙として朗読者の温かくやわらかい声とともに、聞き手へのいたわりの言葉を添えてカセットテープに吹き込まれていきます。出来上がったテープをダビングした後は、見えなくても慣れた手つきで一つひとつ録音状態を耳で確認します。
 返却され毎回再利用されるカセットテープは、一本ずつ手作業で内容を消去し、新たに録音できるようにリフレッシュします。専用の機器にテープを載せては降ろす作業を通称「鉄板焼き」と呼んでいて、手には電気風呂のようなビリビリとした感覚が伝わってきます。
 返却確認や名簿管理、郵送用収納袋への袋詰めなど、いろいろな工程を経て希望者の手に届きます。

「鉄板焼き」作業風景の写真

「楽しさと苦労」

 作業をお願いしたどのグループでも、健常者と障害者との間に差はなく、お互いに出来ることで活動に参加しながら、楽しく心が通った交流が進んでいます。そして、誰もがそれぞれにやりがいを感じながら、いきいきと活躍していますが、楽しさだけでなくそれなりの苦労もあります。

 音訳・点訳は単純に活字版を訳せばいいものではないのです。例えば、「こうてん(好い天気、荒れた天気)」や「しょうがい(人の生涯、自由が利かない障害)」など、読みは同じでも意味の異なる言葉がたくさんあります。
 「全てが『かな』である点字は、難しい用語やお役所言葉、行政専門用語などを辞書で調べてわかりやすく表現するなどの工夫もしています。図や表、写真などは点字では表現しづらいですが、なるべくわかりやすく伝えるように心掛けています」
 また、朗読では「どう読めば聞く人に正確に伝わるのか、アクセントやイントネーションなどの違いで意味を取り違えて伝わらないように、注意を払います」とのことです。
 さらには「もっと上手くなりたい。技術を磨きたい。そのためにはもっともっと勉強が必要です」という声もあり、苦労をすればするほどより新たな学びの欲求が沸いてくるようです。この「苦労」も楽しみの一つなのかもしれません。やはり、学んだことを活かせるって、人を元気にするのですね。

「笑顔の連鎖」 

 機械的に「作業」として訳することは簡単かもしれません。パソコンソフトに任せたり、専門業者に依頼することもできます。作業としてではなく「やりがい」として、人が人のために、誰かのことを思い、自分の力を仲間と共に発揮する。そこに喜びや楽しさ、苦しささえも得ることができるのでしょう。
 その原点はお互いが学びあい、支えあうなかから共に気付きあうことにあります。誰にとっても学んだことが社会に役立ち、そこで誰かと出会い、交わり、また新たな学びにつながることは嬉しいことです。そんな笑顔の連鎖は、まずは何かを始めてみることから生まれます。
 いきいきと笑顔で学びあいながら、学ぶことの大切さ、学べることの喜びを感じてもらいたい。いきいき学びのプランがそのきっかけになることを願ってみなさんにお届けします。

各団体・サークル紹介(会員募集中)

点訳サークル K

結成年:2007年 会員数:8名 
 広報きしわだの点訳作業のほか、視覚障害者のための音声ガイド付き映画会の企画など、会員の交流と文化向上の行事にも力を入れている。
印刷製本作業の写真

朗読ボランティア ひばり 

結成年:1980年 会員数:50名
視覚障害者への録音図書の製作を中心に、岸視協だより、天声人語、新着図書案内、社会福祉協議会だよりなどの朗読・録音を行っているほか、対面朗読や老人保健施設での朗読も行っている。
静かな録音室にて朗読風景の写真

岸和田市視覚障害者協会 

結成年:1971年 会員数:75名
視覚障害者の社会参加と福祉の向上を目指して、より多くの情報を会員に提供できるよう取り組んでいる。会報「岸視協だより」の発行のほか、広報きしわだ、議会だよりなどのダビング、発送を行っている。
発送準備中の写真

点字のいろは

点字は6点で表します。 左側に上から1.2.3、右側に同じく4.5.6とそれぞれに配置番号があります。
「あ」は1の点、「い」は1と2の点で表示します。
母音を表す「あ行」の点字を基本形に、例えば5と6の点を
加えれば「さ行」になります。

これらの組み合わせで文を作っていきます。
 缶入りアルコール飲料には間違えて飲まないように「おさけ」、「お」は2と4、「さ」は1と5と6、「け」は1と2と4と6の点で表示します。

家電製品にはスイッチのそばに「オン」「切る」などの表示があります。

   点字の基本形

 語呂合わせで次のように覚えましょう。
「かろく、さごろう、たさんご、なさん、はさぶろう、 まさごろう、らご」
(か行は6の点を、さ行は5と6の点を、た行は3と5の点を・・・それぞれ加えればOk。)

ボランティアサロンのご案内

 ボランティアをしている人、これからしようかなと考えている人、お気軽にご参加ください。サロン後はボランティアについての個別相談も受け付けています。申込不要です。
(偶数月第3土曜日開催)
12月19日、2月20日 土曜日
午後2時から4時
福祉総合センター2階会議室
(12月は1階大会議室)
問合せ:岸和田市ボランティアセンター
電話:430-3366

平成21年度 いきいき市民のつどいの開催

テーマ:「学びつづける 学びつながる 生涯学習」
日 時:平成22年1月23日(土曜日)午後1時30分から4時
会 場:産業会館(別所町)
参加無料
内容:第1部 学習活動発表
●自主学習グループ「いっしょにね!!」 
「ハンディをもつ子と、もたない子と大人たちの楽しい出会いの会」として平成7年から活動。出前紙芝居を通してノーマライゼーションとバリアフリーの実現に向けて障害児者理解と啓発を行っている。
●岸城中学校夜間学級 
学齢期に様々な理由によって義務教育を修了できなかった人などに対して中学校教育を行っている。府内に11校あるうちの1つで昭和44年度から開設し、今年度は60名が在籍している。
第2部 分科会
 テーマに分かれて語り合います。
  <テーマ1>「みんなで一緒に手をつなごう」
  <テーマ2>「学ぶって楽しい!」 
保育(1歳半~就学前児童及び障害児)や要約筆記・手話通訳もあります。詳しくはお問い合わせください。
 生涯学習課(市立公民館) 電話:423-9616 

成人式の開催

みんなでお祝いしましょう!

日時:平成22年1月11日(月・祝)
午前11時から正午(受付開始は10時半です)
会場:総合体育館(西之内町)
対象者:平成元年4月2日から平成2年4月1日生まれの方
※手話通訳あります。ご希望の方は当日受付までお越しください。

ラジオ体操 in 岸和田

夏休み、眠い目をこすりながらラジオ体操
終わればカードにスタンプ
最後の日にはお菓子をもらったり・・・
子どものころの楽しい思い出の一つです
そんなときに耳にした番組が
この夏、岸和田にやってきました

 8月最後の日曜日、暗いうちから中央公園で散歩していた人たちも、音楽が流れ出すと徐々に会場に集まりだし、始まるころにはグラウンドいっぱいの人・ヒト・ひと。早朝にもかかわらず2,814人もの人たちが、生のピアノ伴奏に合わせてラジオ体操をしました。その様子がラジオ中継で全国に生放送されました。この「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」はこども会育成連絡協議会を中心にして開催されました。

 市内には、中央公園を始め、いろんな所でラジオ体操をしている人たちがいます。あなたの近くの公園や広場でやっているかも。
 もちろん自宅で始めるのもOk!テレビやラジオからあの音楽が流れてきます。
 朝一番のカラダほぐしで さわやかな一日を!

 まめ知識 実はスゴイ!ラジオ体操

 昭和3年から始まったラジオ体操。元は「国民保健体操」という名前でした。当時は、ラジオのない家も多く、ラジオを持っている家に集まって放送を聞いたそうです。
 最近、ラジオ体操が改めて注目されているのをご存知ですか?ダイエットやバレエのストレッチ運動に、ラジオ体操の要素が取り入れられています。
 ラジオ体操第1・第2を合わせると約7分、約50キロカロリーの運動です。毎日続けると、それだけで2から3キログラムやせるそうですが、その後にジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を続けるとよりいいとのこと。
 また、腰周りの筋力アップで、メタボ対策にも効果あり。全身の血行促進により、冷え・むくみ・腰痛・肩こりにも効能があるそうです。
 より腕を伸ばすと効果てきめん!音楽に合わせて動くことで脳も活性化し、ストレス解消や、認知症の予防にもつながります。

中央公園に大勢の人が集まり、ラジオ体操をしている写真

 公民館レポート 第4回 青年の家

青年の家 案内図

青年の家所在地:岸和田市小松里町1199-3
電話・ファックス共通:445-0612

 昭和42年5月、当時の八木校区に開館した青年の家は、平成13年度まで「青少年のリーダー研修会」など青少年育成活動の拠点として活用され、勤労青少年の宿泊研修施設として役割を担ってきました。大きな下駄箱や調理室からカウンター越しにつながった食堂、脱衣場や浴室など、その名残がうかがえます。
 現在では、講座等を開催するとともに、学級や高齢者大学を開設し、クラブ活動も盛んで地域住民の交流の場として、また、市民協議会などコミュニティ活動の拠点として大きな役割を果たしています。ひまわり文庫による図書の貸し出しや、お楽しみ会も開催されるなど、子どもたちの利用も絶えません。そして、毎年10月の公民館まつりは、利用者が中心となり開催され、地域のみなさんでにぎわっています。みんなに親しまれ、にぎやかな声が館内から聞こえる青年の家にぜひお越しください。

働く少年の像

「胸はって働く若い人すこやかに育てと祈る少年の像」の写真

ひまわり文庫 クリスマス お楽しみ会

 ギターを持っている青年の家 中山館長の写真 

 12月5日(土曜日)午後2時より子どもたちを対象にクリスマス会を開催します。人形劇や紙しばい、リズム遊びなど、楽しい催しがいっぱい!当日参加も可能です。
 名物館長のギター演奏も披露する予定です。
お楽しみに!

集まれ!楽しい音楽会  (地区館講座)

子どもたちが大好きな、アニメソングを中心に音楽会を開催します。
人気の曲が盛りだくさん。どんな曲が披露されるかは、当日のお楽しみ!
当日参加も可能です。
みんなで聴きにきてね!

日 程 12月20日(日曜日)
時 間 午後1時00分~午後3時30分
出 演 クレッシェンド(軽音楽)