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内水はん濫ハザードマップ

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2023年8月28日掲載

 近年、局所的できわめて短時間に激しい雨が降る集中豪雨の発生が多くなっています。このような雨は、予測することが難しく、降り始めからわずかな時間で浸水被害を発生させることがあります。
 本市では、おおむね10年に一度の雨を想定した計画雨量(時間雨量51.7mm)を基準に、下水道(雨水管)の整備を進めています。
 しかし、計画雨量を上回る大雨は、下水道管などで処理できないため、雨水が道路上にあふれ、低い場所(くぼ地)へ流れてたまります。
 最近では、平成26年10月の台風19号により計画雨量を超える集中豪雨が発生し、床上・床下浸水と道路冠水などの被害を引き起こしました。
 このような内水はん濫について、みなさんに浸水想定地域、気象情報等入手方法や避難方法などの情報提供を行うため、「内水はん濫ハザードマップ」を作成しました。
 お住まいの地域がどの程度浸水する恐れがあるのかを知って、万が一の浸水時に冷静かつ適切に対応していただくとともに、浸水被害の軽減のためにお役立てください。

 浸水想定区域図の作成条件・注意事項

●想定浸水深は、国土交通省の「内水浸水想定区域図作成の手引き」に基づき、下水道計画降雨(時間雨量51.7mm)を引伸した「想定最大規模降雨(1/1000年程度の降雨※)時間雨量147.0mm」を想定し、そのうち「下水道施設で流しきれない雨が地表面を流れ窪地にたまる」と想定した簡易浸水解析を行いました。また、解析の前提条件として河川の水位や都市下水路は考慮しておりませんが、下水道の整備状況から国道26号より西(海)側については簡易的に下水道施設の考慮を行いました。

※1/1000年程度の降雨とは、1000年ごとに1回発生する周期的な降雨ではなく、1年の間に発生する確率が1/1000(0.1%)程度の降雨です。

●内水はん濫は予想することが困難であり、雨の降り方、土地利用、下水道施設の整備状況の変化によっては、このマップに示された箇所以外でも浸水が発生することがありますので注意してください。

●ハザードマップに掲載している避難所は作成時点のものですので、最新の情報は危機管理課ホームページで確認してください。

●このハザードマップ(浸水想定区域図)は水防法第14条に基づくものではありません。

内水はん濫ハザードマップ [PDFファイル/12.88MB]

内水はん濫ハザードマップ(軽量印刷用) [PDFファイル/2.93MB]

内水はん濫ハザードマップ作成概要 [PDFファイル/839KB]

 

内水はん濫と外水はん濫(洪水)の違い

内水はん濫…集中豪雨により降った雨が河川等へ排水しきれなくなり下水道管(雨水管)や水路から水があふれる浸水のことです。

マンホールや側溝から水があふれているイラスト

外水はん濫(洪水)…河川の水位の上昇により堤防が決壊し水があふれる浸水のことです。家屋の倒壊や流出等、大規模な被害を引き起こすことがあります。

堤防が決壊し、水が流れ出しているイラスト

浸水に備えましょう

 大雨などのときには、テレビ、ラジオなどにより最新の注意報、警報の発表状況を確認するようにしましょう。テレビ、ラジオのほかには、NTTテレホンサービス「117」やインターネットでも確認できます。

上記のほか、岸和田市では災害時に公式Facebookと公式X(旧Twitter)を利用し、情報発信します。

 

雨の強さ、降り方と災害の危険性など

予報用語と1時間雨量 人の受けるイメージ 人への影響と屋外の様子 災害の危険性
やや強い雨
(10~20mm未満)
多くない雨の中、立って傘をさしている女性と子どものイラスト  ザーザーと降る。 地面からのはね返りで足元がぬれる。 この程度の雨でも、長く続くときは注意が必要。
強い雨
(20~30mm未満)
 少しつらい様子で立ったまま少しうつむき加減で傘をさす女性と子どものイラスト どしゃ降り。 傘をさしていてもぬれる。車はワイパーを速めても見づらい。 側溝や水路があふれ、道路が冠水する恐れ、小規模のがけ崩れの恐れがある。
激しい雨
(30~50mm未満)
 激しい雨の中傘をさし、しゃがみ込む子どもと立って傘をさす女性のイラスト バケツをひっくり返したように降る。 道路が川のようになる。 山崩れ、がけ崩れが起きやすくなり、危険地帯では避難の準備が必要。
非常に激しい雨
(50~80mm未満)
 滝のような雨の中、つらい様子で課w差を指す女性と子どものイラスト 滝のように降る。
ゴーゴーと降り続く。
傘はまったく役に立たなくなる。水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる。 土石流が起こりやすい。
多くの災害が発生する。
猛烈な雨
(80mm以上)
 猛烈に降る雨の中、しゃがみ込んでかばいあいながら傘をさす女性と子どものイラスト 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感じる。 雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要。

洪水・豪雨時の危険箇所

●地下道(アンダーパス)

 アンダーパスとは、道路や鉄道などが立体交差する場合、その下を通る地下道をいいます。大雨・洪水などにより、地下道(アンダーパス)の道路は真っ先に浸水してしまいます。

 地域の地下道(アンダーパス)の場所を把握し、もしものときに備えて迂回路を確認しておきましょう。

水没する車

●マンホールの蓋・水路

 大雨によりマンホールの蓋が外れることがあるため、近づくのは大変に危険です。また、水路は流れを増しており、転落すると流されたりすることもありますで、むやみに近寄らないようにしましょう。

 

浸水時の避難

 水平避難と垂直避難

災害では、早めの避難が重要です。

しかし、すでに避難経路が浸水しているなど、危険が間近に迫っている状況での無理な避難行動は極力避けなければなりません。そのため目安として浸水深が膝を超える場合は、避難所への移動(水平避難)だけでなく、近隣ビルの高層階や自宅の2階といった高い所への移動(垂直避難)を行い、救助を待つという判断も必要です。

 

避難の方法
浸水時は危険です  浸水前(水平避難) 浸水後(垂直避難)
雨が降り、浸水している中を避難してするような危険な避難はダメ 浸水などがなく、避難所へ避難する水平避難 ビルの高層階などの高いところに避難する垂直避難

 

 

 

豪雨の時には地下階は危険です

​浸水の危険があるときは早めに避難しましょう
地下の部屋で屋外の様子に気づかず過ごしているイラスト 流れ込んで聞いた水で地下室の部屋のドアが開かなく困っているイラスト 地下階に強い勢いで水が流れ込んでいるイラスト エレベーター内に閉じ込められて困っているイラスト 駐車場に水が入り込んでいるイラスト
地下室では外の様子がわかりません

水圧でドアは開きません

浸水すると一気に水が流れ込みます 浸水すると電灯が消え、エレベーターは止まります

地下駐車場は浸水する恐れがあります。

 

浸水被害を軽減するために

 みなさんのお宅の地面の高さが周辺の土地より低い場合は、敷地内に雨水が流入しやすくなりますので、新築・改築の際には、建物・敷地のかさ上げや地下施設の入り口を高くすることをご検討ください。

 側溝等に落ち葉やゴミなどが詰まると浸水の原因となりますので、日頃から家の周りの側溝などの点検・清掃にご協力ください。

その他の災害

 その他の災害に関する情報は危機管理課ホームページでご確認ください

 

 

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