まちづくりビジョン(総合計画・都市計画マスタープラン)骨子案に対する意見の要旨と、市の考え方
印刷用ページを表示する 2010年8月2日掲載
平成22年度に、現在の「第3次岸和田市総合計画」の計画期間が終了するとともに、「都市計画マスタープラン」も見直しの時期を迎えるため、平成23年度スタートの新総合計画の策定と都市計画マスタープランの見直しをお互いに連携しながら行っています。
「岸和田市自治基本条例」が施行された後、最初の総合計画とそれに基づく個別計画の見直しとなることを念頭に置き、同条例の理念を隅々まで浸透させ、計画づくりの段階から市民の皆さんの参画をいただき、市民の皆さんとの協働による計画づくりを進めてきました。
取りまとめた骨子案に対しまして、市民の皆さんからの意見を公募したところ、企画課に21名、都市計画課に7名の方からご意見をいただきました。
いただいたご意見の概要と市の考え方を公表します。
「岸和田市自治基本条例」が施行された後、最初の総合計画とそれに基づく個別計画の見直しとなることを念頭に置き、同条例の理念を隅々まで浸透させ、計画づくりの段階から市民の皆さんの参画をいただき、市民の皆さんとの協働による計画づくりを進めてきました。
取りまとめた骨子案に対しまして、市民の皆さんからの意見を公募したところ、企画課に21名、都市計画課に7名の方からご意見をいただきました。
いただいたご意見の概要と市の考え方を公表します。
意見公募の概要
意見公募の告知について
- 骨子案のダイジェスト版を、広報きしわだ6月1日号に併せて各戸に配布
- 広報きしわだ6月1日号及び市ホームページ(平成22年6月1日から平成22年7月1日まで)にて掲出
- 市役所広報公聴課情報公開コーナー、企画課、都市計画課、山滝支所、各市民センター、市立公民館にて閲覧用資料を設置
- 平成22年6月12日(土曜日)6月13日(日曜日)の両日に、市内6箇所で説明会を実施
意見公募期間
平成22年6月1日(火曜日)~平成22年7月1日(木曜日)
意見提出方法
住所、氏名等の必要事項と骨子案に対する意見を記入し、直接持参または郵送、ファックス、電子メールにて企画課と都市計画課を窓口として回収、とりまとめ
まちづくりビジョン(総合計画・都市計画マスタープラン)骨子案に対する公募意見のまとめ
総合計画に対する意見の概要 | 市の考え方 |
| 自治基本条例制定後、初の総合計画であるが、その精神がどのように活かされているかについての説明がない。 | 本計画の基本理念は、自治基本条例そのものであり、その理念を実現するために、基本目標などが設定されています。基本理念は計画の冒頭に記載しております。 |
| 理想を掲げた計画であるが、他市にもあてはまる普遍的なものであり、具体性に欠ける。戦略計画・経営計画に期待する。 | いただいたご意見のとおり、戦略計画・経営計画で具体的なものをお示しいたします。 |
| 8個の目標が抽象的であり、各々の関係が不明瞭である。目標をつなぐような簡潔なキーワードが必要である。 | 市民自治都市の実現のために、5つの将来都市像とそれを支える3つの仕組みを設定しています。5つの将来都市像を実現するために、8個の基本目標を設定しています。 |
| 分野別から目的別の計画構成となっているため、部門間の垣根は払拭されるものと推測できるが、関連分野が不明確であり、わかりにくい。主要な関連セクションのみでも記載すべきである。 | いただいたご意見も踏まえ、戦略計画には関連する分野を記載いたします。 |
| 想定人口を20万人と想定しているが、少子化等の理由により人口減少の局面を迎えることを考慮し、コンパクトな計画にする必要がある。 | ご意見のとおり、これまでの人口増を想定した総合計画でなく、人口の自然減や、現在進行中の開発等による人口増を見込んだ将来人口を設定しています。 |
| 基本フレームの地図に示された軸がわからない。一般市民がみてわかる工夫をしてほしい。 | ご意見を踏まえ、図上の軸の表現を修正いたします。 |
| 「まちづくりゾーン」の設定は、それぞれのゾーンのつながりをより大切にして、交通などの利便性を高めていく必要がある。 コミュニティバスや病院、保育所の充実が急がれる。 | ご意見のとおり、それぞれのゾーンのつながりが大切であると考えます。「P29 軸の設定」においてその考え方を記載すると共に、「都市計画マスタープラン:P16 (4)交通と連携を高める交通網づくり、P31(1)誰もが活動しやすいまちづくり」において交通利便性を高めていく方針について記載しています。 |
| 「豊か・ゆとり」という理念は、個人の感覚によってことなるため、その合意点を見い出すのは困難であり、実現には苦労すると思われる。 | ご意見のとおり、個人の感覚をすべて満たすことは非常に困難です。少しでも多数の方の「豊か・ゆとり」を満たせるような計画の策定を目指します。 |
| 基本目標I‐5に医療に関する記載があるが、在宅高齢者への記載が欠けている。今後更に進むと思われる高齢化・長寿化に対応するため、在宅医療・介護を充実させる。 | 将来構想「I‐8 みんながみんなを大事にし、見守る」の達成された姿5「誰もが必要な支援を受けることができている」に関連する事項と思われます。戦略計画においては、それを少し具体化した内容を記載しております。 |
| 観光都市岸和田を実現することは、まちづくりとしての大きな意義がある。観光都市岸和田の実現を目指すべきである。 | 観光については、基本計画I‐6「海と山をつなげ、地域の魅力を広げる」の達成された姿「1年中を通じて、多くのひとが岸和田を訪れ市民と交流している」に記載しております。また、本市の観光振興については、「岸和田市観光振興計画」に基づき行われています。 |
| だんじりに注ぐエネルギーを1年中活用するべき。青年団は社会奉仕に力を入れるとよい。 | 地域の活力は不可欠と考えます。まちづくりを支える仕組みとして、青年団に限らず、地域の力で助け合える地域づくりについて、「意欲をもって地域活動にかかわっている市民が増えている」状態を目指します。 |
| 次の世代の子どもたちがしっかり育ってくれるよう、地域の大人が他所の子にも関っていけるような仕組みを考えたい。 | いただいたご意見のとおりと考えます。基本構想では、基本目標I‐2「次世代を育てる」の達成された姿1「安心して子どもを生み育てている」に、その旨を記載しております。戦略計画の「次世代を育てる」にも地域の役割の重要性を記載しております。 |
| 「障害者」という文言は避けるほうがベターである。 | 国においても、「障害」の表記の在り方について議論しているところであり、その動向を見ながら、検討していきますが、現時点では、結論が出ていませんので従前の文言を用いることにします。 |
| 貝塚市、忠岡町と合併し30万人都市、更には高石市以南の大阪府市町を合併し、政令指定都市を目指す検討を盛り込むべきである。 | 合併については、他市町にも大きな影響を与える事項であり、現状において、記載は難しいと考えます。 |
| 大阪府消防広域化計画や岸和田市、和泉市、泉大津市公立病院のあり方、岸和田市貝塚市クリーンセンターで近隣市町のごみ焼却処理を受け入れる等の広域行政のあり方についての方向を示すべきである。 | 広域行政の視点は、効率化の観点から有意義な一手法と考えられますが、消防や病院の具体的なあり方といったものは、各個別の計画や事業で検討することとなりますので、各々の場面で、最もふさわしい手法を検討します。 |
| 第3次総合計画の達成度を検証すべきである。 | 第3次総合計画は、市の方向性を示すものではありますが、具体的な目標設定を示したものではありませんでした。策定委員会等に、平成13年当時と現在の数値を提示し、本計画の目指そう値の参考に用いています。 |
| 「第1期戦略計画」は内容が具体的で良いと思う。作成した後の基本目標の達成状況などをしっかりと検証していくことが重要。 | いただいたご意見のとおり、今後、しっかりとした検証できる仕組みづくりに努めます。 |
| 具体的な数値目標が欠けており、判断材料を欠く。 | 今後、パブリックコメントも含め、策定委員会等で「目指そう値」の項目を決定します。その項目に基づきアンケート等を実施し、現状も把握し、具体的な数値目標を定めていく予定です。 |
| 総花的な計画であり、重点が不明確である。 | 市長公約も盛り込み、戦略計画に重点項目を設定したいと考えています。 |
| 優先順位をつけて、簡潔に書くほうがよい。 | |
| 財政状況の現状分析、予測を盛り込んだうえで、緊急性や重要度を考慮した施策決定が必要である。 まちづくりの展望を支える財政的なことが読み取れない。 税金を払っているので、最低限の生きる権利は保障して欲しい。 | 財政状況については予測可能な範囲で記載し、施策決定に十分考慮いたします。 |
| パブリックコメントにおける正しい意見は採用されるべきである。 | いただいた各意見は十分に精査し、採用いたします。 |
| 数値目標は、年代別、男女別、活動(行事)別等で、年度ごとに継続把握できる工夫が必要である。 | いただいたご意見のとおり、できる限り詳細で継続的な把握に努めます。 |
| 数値目標に期待しているが、行政側の一方的な数値目標なら市民はそっぽを向く。 | 市民会議等と連携しながら、設定したいと考えます。 |
| 行政の役割のうち、『~機会や場所を提供する』『進める』『推進する』などは、行政が行うのではなく、市民による能動的な活動を支援することが市民自治の実現には必要である。 | いただいたご意見のとおり、市民自治都市実現のためには、市民の能動的な活動が必要と考えます。行政の役割の中には、行政でないと提供できないようなものも含まれていますが、基本的には、市民の自主的な活動を支援するものです。 |
| 市民の役割が重要であることはもちろんであるが、行政に対して否定的な態度も、市民の権利であり、役割である。 | いただいたご意見のとおり、行政に対して否定的な意見を述べることも重要な市民の役割と考えます。本計画もそれを否定するものではありません。 |
| 市民の役割に、個人の人生観や道徳の分野に属するものも含まれ、幼稚な例示である。総合計画に記載する必要はないのではないだろうか。 | すべての基本目標において、個々の道徳観は非常に重要な要素と考え、記載しています。 |
| 行政が動く前に、市民の役割を求めるのはナンセンスである。 | まちづくりは、どちらか一方だけでできるものではありませんので、市民と行政が協働して行うべきものと考えます。 |
| これまでの行政側から一方的な計画ではなく、市民の役割を組み込んだ計画であり、評価する。市民を主体と考えている。これからの地方自治に必要とされている発想だと思うが、市民としての責任を果たせる意識と力を持っている市民がどれだけいるか。 自主・自立・自覚的な市民を育てる仕組みがほしい。 | いただいたご意見のとおりです。 |
| 総合計画審議会には公募市民が3名のみであって、市民の声が反映できない。 | 今回の本計画策定にあたっては、審議会における公募市民だけでなく、原案策定の段階から公募市民の皆さんに市民会議という形で関わっていただいております。 |
| 議員定数削減・議員報酬のカットを行い、支出を減らさなければならない。 | 議員定数・報酬の削減につきましては、議員が自ら決定するものです。このようなご意見があったことにつきまして議会に報告いたします。 |
| 新計画の達成度に対する意見はどのように行うのか。 | 新計画の進行管理は、市民の皆さんに参画いただいた形で行いたいと考えております。 |
| 市立図書館の新たな建て替えなど、市民サービスにつながる施設の充実について具体的な計画を盛り込んでほしい。 | 本計画は目的と手段を区別し、目的を記載しております。例えば「図書機能を充実させること」が目的であり、「施設を建設すること」は、その一手段ではありますが、図書機能を充実させるためには、それに限られたものではありません。検討の結果、最もふさわしい手段と選択された場合は、具体の事業として行うことになります。 |
都市計画マスタープランに対する意見の概要 | 市の考え方 |
| 立派な計画に仕上がっている。ゾーン名称にこだわりなく、まちづくりを進めてもらいたい。地域で集うまちづくりについて配慮願いたい。 | まちづくりゾーンは、自然・産業・伝統・文化特性により、地域を大きく捉えて方向性を示したものです。このためご意見のとおり、ゾーン名称に示す特性だけではなく、それぞれの地域資源を活かしたまちづくりを目指すものです。 「都市計画マスタープラン:P15(3)地域資源を活かした観光・交流の環境づくり」等にその旨を記載しております。 |
| 個別の地域の目標を設定し、魅力ある街を作りあげることは、素晴らしい。地域間の人口格差がある。山間部は過疎化が進み、高齢化し、子どもがいない地域が発生する。地域活力がない状態が発生している。浜地域の方が農用地域に住み最後の余生を過ごせるとこができることをマスタープランに組み込むべき。自由に住めないことが問題である、即刻調整区域の廃止、もっと緩やかな運用をするべき。 | 「都市計画マスタープラン:P8~9 (3)田園区域」において、地域コミュニティの維持という視点を踏まえ、土地利用を中心としたまちづくりの方針を示しています。今後、これを受けて、具体的な手法について検討を進めます。 |
その他意見の概要 | 市の考え方 |
| 説明会の聴講者の少なさに驚いた。総合計画は、みんなの生活にかかわりが深く、市民みんなにとって大切なことを周知する必要がある。 | 計画策定後の周知の際には、工夫を加えます。 |
| 今回は骨子案で、個別具体的な計画についての意見をはさむ余地はないが、個別具体的な意見はいつ言ったらよいのか。 | 個別行政分野における施策の基本方針その他基本的な事項を定める計画の策定、変更又は廃止や、一部条例の制定、改正又は廃止、市民生活又は事業活動に直接かつ重大な影響を与える施策の実施、変更又は廃止する際には、意見聴取手続を実施することとなっておりますので、その際にご意見をお願いします。 |
| 意見聴取制度での書き込みの紙幅がわからない。ファイル添付はできないのか。 | 紙でご提出いただく場合で、用紙が不足する場合は、別紙(様式を問わない)を添付いただくことは可能です。また、今回の意見聴取にあたって、メールで回答いただく場合に専用フォームを用いていただくようにしたのは、提出していただくうえで明らかにすべき事項の漏れを防ぐためのものです。 |
| 各事業に関連する取組ついて複数のご意見がありました。 ○生活の安定について ・市内の職場確保について ・中高齢者の就職について ・商業の復興について ・公共交通機関について など | いただいたご意見の大枠は、計画に浸透させたいと考えます。 総合計画は市の大きな方向性を示す計画です。 また、都市計画マスタープランは、総合計画を実現するため土地利用や基盤整備の方針を示します。 総合計画で示す将来構想の実現に向け、都市計画マスタープランなどの計画を受けて、具体的な事業展開を行います。 このため、頂いたご意見を市役所各部署に発信し、具体的な事業展開を検討するする際の一助とさせて頂きます。 |
| ○教育の問題について ・義務教育の水準について ・親や教員の教育について ・道徳教育について など | |
| ○財政問題について ・産業振興について ・公務員手当てについて など | |
| ○岸和田市の歴史認識について | |
| ○市の木である「楠」を公共施設に植えることを徹底すべき。 | |
| ○春木地区の開発について | |
| ○広報きしわだを全戸に配布される方法を検討してほしい。 | |
| ○産科の設置、子育てについて | |
| ○運転免許証返納者への身分証明書を発行してほしい。 | |
| ○だんじり祭を特色としたまちづくりについて | |
| ○市債の償却について(道路及び橋梁について) | |
| ○図書館・公民館の利用について | |
| ○図書館の建替え・建設について | |
| ○学校図書館司書の配置について | |
| ○協働意識を高めるため、市民活動団体等への交付金化 | |
| ○市職員削減・給与カットについて | |
| ○協働に対する市職員の意識改革について | |
| ○市役所の内部改革 | |
| ○防災連絡放送の充実 | |
| ○防犯施設の充実 | |
| ○ゴミ不法投棄監視のための地域住民の力を活用 | |
| ○親しみのもてる町内とするためHP作成を普及・養成 | |
| ○公共施設の集中地区を新設し、将来の経済効果を見込むべき。 | |
| ○泉北高速延伸、南海、JR、泉北高速の3路線確保 | |
| ○駅名の改名 | |
| ○道路整備及び歩道整備について | |
| ○大宮常盤線、田治米畑町線の早期整備について(関係図) [PDFファイル/4.02MB] | |
| ○観光客を迎えるために岸和田城・久米田公園を清掃・美化 | |
| ○公園敷地を学校移転先等に活用 | |
| ○学校の統廃合等について | |
| ○市民生活に必要な情報交換の拠点形成について | |
| ○市民の就業機会と経済効果を期待した埋立地への誘致 | |
| ○岸和田駅と蛸地蔵駅の北側における災害時の安全確保 | |
| ○田園、山間区域の産廃処理について |
