『岸和田市景観形成基本方針』を策定しました
平成3年に、快適環境都市を目指して、景観整備の方針・まちづくりの方針を一定の方向へ導いていくため、「岸和田市都市景観形成基本計画」を策定しました。その後、「岸和田市都市景観条例」の制定や景観誘導基準を策定し、大規模建築物等の新築などに対し助言・指導を行い、また、景観まちづくりに取り組む市民団体の活動などの支援や岸和田市都市景観賞の実施など、景観まちづくりを進めてきました。
一方、国においても、平成15年に「美しい国づくり大綱」を定め、これを受けて平成17年に景観法が全面施行されました。景観法は、行政だけでなく、事業者、市民に対し、良好な景観を形成していくことを社会規範として宣言する基本法的な性格を持っており、今後、市民、事業者、行政の様々な主体の協働により良好な景観の形成が進められることが期待されています。
こうした背景の下、これまで進めてきた景観形成の取り組みを継承するとともに、景観まちづくりに対する新しい時代のニーズに応えるため、また、将来に向けた良好な景観形成の仕組みを整えるため、「岸和田市都市景観形成基本計画」を再編し、「岸和田市景観形成基本方針」を策定しました。
今後、より積極的に景観まちづくりを進めるため、景観行政団体として景観法に基づく景観計画の策定や岸和田市都市景観条例を改正する予定です。
岸和田市景観形成基本方針の全編 [PDFファイル/200KB]景観形成基本方針策定にあたって
「岸和田市景観形成基本方針」を策定しましたが、景観計画の策定や都市景観条例が改正されるまでの間は、岸和田市都市景観形成基本計画の一部分について、これまでどおり運用します。
都市景観形成基本計画と景観形成ガイドラインの拡充・再編[PDFファイル/105KB]
景観形成基本方針の内容
景観形成の基本的な考え方
~景観形成にあたっての基本的姿勢や公民の役割分担などを示しています~
基本姿勢
景観形成の取り組みは、岸和田らしさと魅力あふれるまちづくりの一環として位置付け、市民、事業者、行政の景観形成に対する合意形成の下、三者がそれぞれの立場を理解しながら積極的に対話と協働により、その実現に向け取り組みを進めていきます。
基本姿勢

進め方
まちはみんなの共同作品・・・まもり、そだてようみんなのまち
基本目標
~景観形成の基本目標を示しています~
「豊かな自然環境と歴史的環境が織り成す『個性的快適環境都市』の創生」岸和田市は、大阪湾に面する臨海部から、標高858mの和泉葛城山に至る変化に富んだ地形と、山地・山麓部に展開する緑豊かな自然環境、岸和田城を始めとする市街地での歴史的・文化的環境など数多くの岸和田らしさを感じさせる景観要素があり、これらを大切に保全・育成・創生していくことが岸和田市の景観形成の重要な柱となります。このような視点から、岸和田市の景観形成の基本目標を定めます。
基本指針
~基本目標を具体化する景観形成の基本指針を示しています~
【指針1】歴史と伝統を感じさせる景観の創出
- 歴史的環境を保全する。
- 歴史的遺産を保全・修復・整備する。
- 歴史的要素を活かす。歴史的景観への眺望を保全する。
【指針2】豊かな自然とのふれあいのある景観の創出
- 緑を保全し、活かす。
- 水辺空間を保全し、活かす。
- 既成市街地内の緑を保全し、整備する。
【指針3】都市的魅力にあふれた景観の創出
- まちの玄関口(駅前)において、都市的景観の形成を図る。
- 幹線道路および沿道空間において、快適な景観の形成を図る。
- 拠点公園において、シンボル的オープンスペース景観の形成を図る。
- ウォーターフロントにおいて、自然環境に配慮した海辺景観の形成を図る。
- 主要公共建造物において、デザインに配慮し、景観形成の主導的役割を果たす。
景観形成施策の推進
~公民の協働の重要性など、より良い景観の形成を図るための施策の推進について、基本的な考え方を示しています~
市民、事業者、行政が連携してより良い景観の形成を図るために、景観形成の基本目標と基本指針に基づき、総合的かつ多面的にお互いの立場を理解しながら協力し、施策を積み重ね取り組んで行くことが必要です。
