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トイレットトレーニングについて

印刷用ページを表示する 2010年4月14日掲載
トイレット・トレーニングは、子育てにおいて困難なハードルのひとつといわれます。しかし、赤ちゃんは生まれながらにして、排泄することは知っており、ちょっとした道をつけてあげるだけでスムーズに自立していきます。

1.おしっこが出るしくみについて

ぼうこうにおしっこがたまると、その刺激が脊髄の神経を通り、おしっこを出すよう脳に命令が届きます。まだ神経の発達が未熟な乳児期では、脳の命令により、すぐに排尿してしまいます。しかし、次第に無意識におしっこをがまんする力がはたらき、ぼうこうにおしっこがたまる量が増えていきます。
つまり、1歳をすぎて脳が発達してくると、自分で歩き、ことばも徐々にしゃべれるようになります。そこで初めて“おしっこしたい”という尿意を感じるようになります。この尿意を感じながら、がまんし、おまるやトイレでおしっこができればトイレット・トレーニングが自立できたといえます。

2.トイレット・トレーニングの進め方について

ステップ1 おしっこが出る間隔を知る

自分で上手に歩けるようになり、ことばもいくつかしゃべれるようになると、脳がある程度発達して、尿意を感じることができる準備に入ったといえます。
この時期は、まずお子さんの様子をよくみて、おしっこの間隔を知るようにします。おしっこの間隔が2時間ぐらいあく時を見つけることが大切です。

ステップ2 おまるやトイレに誘う

おしっこの間隔があいてきたら、生活の節目に誘ってあげることが大切です。(起床後、おやつの前、散歩の前、お昼寝の後、入浴前など。)
誘っているうちに、偶然タイミングが合っておしっこが出ることがあります。偶然ではあっても、必ず出たおしっこを見せながら、「チイ出たね。」と声かけをします。子どもはチイがジャーッと出る気持ちよい感覚(放尿感)と、おまるにたまったおしっこを目で見る感覚(視覚的認知)、お家の人が「チイ出たね。」という声かけを耳にする感覚(聴覚的認知)これら3つの感覚を同時に体験した時に、初めてこれがおしっこなんだとわかっていきます。それが何回か繰り返されると、誘えばおしっこをするようになります。

ステップ3 昼間のおむつをはずしてみる

誘ったうち、大体半分の確率でおしっこができるようになれば、昼間のオムツをはずしてみる時期に入ったといえます。しかし、失敗しておしっこでお部屋が汚れたり、洗濯物が増えたりすることは必ずあります。この時、あまりにお家の人のイライラ度が増すようならば、誘ってのおしっこが8割ぐらい成功するようになってからの方が、お互いに苦労が少なくてすむでしょう。

ステップ4 「おしっこ!」と言えるには…すぐに誘わず少し待つ

誘えばできるのに自分からはなかなか「チイ!」と言ってくれないときには、わざと誘うタイミングをずらします。誘うのをギリギリまで待ち、膀胱にいつもよりたくさんのおしっこをためさせて、尿意を子どもに感じさせてから誘います。この時、もちろんタイミングがずれて失敗しても、決して叱らないことが大切です。尿意がわかればそのうち自分からチイと言ってくれるようになります。
この時期は仕上げの時期です。叱らずあせらずに見守ることが大切です。
オムツにおしっこをした後に「チイ出た。」と教えてくれることを「告知」といいますが、「告知」がなくてもあせることはありません。1歳から1歳半の幼児には告知は少なく、2歳を過ぎた幼児に多く見られます。また、「告知」がないまま、自立していく子もいます。
トイレット・トレーニングは、子どもの生理的な機能が整ってからの遅めのスタートが結局は短期の自立につながります。しかし、遅くとも2歳半にはスタートしましょう。