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低体温の子どもたちが増えている?

印刷用ページを表示する 2009年3月3日掲載
新陳代謝の激しい子どもたちは、大人より体温が高いといわれています。しかし、最近34~35℃台など平熱が低い子どもたちが増えています。いったい何が原因なのでしょうか。

低体温ってどういう事?

体の中では生命活動を保つために酵素という物質が働いています。酵素が働きやすい温度は36.5度前後といわれています。体温が36.5度以下だと酵素はうまく働くことできなくなり、体に必要な栄養をとりこんだり、たまった老廃物を排泄したりといった機能が低下してしまいます。子どもの成長に欠かせない代謝機能を下げてしまう低体温は、子どもにとって非常に深刻な問題といえます。

低体温の原因は?

・ 最近の子どもたちは、生まれたときからエアコンの中で育ち、そのせいで自律神経機能がなかなか発達しにくいといわれています。未発達な自律神経は体の体温調整機能を低下させる原因となります。快適な環境がかえって人間の能力を下げてしまっているのです。
・ 昔に比べ、外で遊びまわる機会が格段に少なくなり、体温をつくり出すために必要な運動量が減ってきています。体を十分に動かすことは熱エネルギーをつくり出すとともに筋肉を鍛えて血液循環を活発にします。その結果、酵素の働きが活性化して体内に十分な栄養が行き渡り、すこやかな成長を促します。
・ 「朝食抜き」も一因といわれています。朝食は睡眠中に下がった体温を高める役割があります。しかし、塾通いや遅い夕食により朝食をきちんと食べられない子どもが増えています。朝食をきちんと摂ることは、子どもの体を冷えから守り、健康な成長をもたらす基本といえます。

低体温を改善するためのポイント

正しい睡眠をとる

 夜10時以降に就寝する子どもたちが全体の半数を占めるといわれています。大人が夜更かしをするせいで、それに合わせて子どもたちもだんだんと寝る時間が遅くなっているのかもしれません。また子どものお昼寝は、午後3時ごろまでには切り上げましょう。それを過ぎると夜になってもなかなか眠くならず、寝る時間が遅くにずれこんでいってしまいます。

体を冷やさない食生活

その土地に根ざした食材を旬の季節に食べることが、健康の秘訣です。また、体を温める食材をうまく料理に組み合わせることもおすすめです。
体を温める食材…しょうが、ねぎ、にんにく、唐辛子、ごま、かぼちゃ、卵、納豆、あさり、おから、高野豆腐、大豆、ひじき など

※ 東洋医学では土の中にできる「根のもの」の多くは体を温め、地上にできる「葉のもの」の多くは体を冷やすといわれています。

適度な運動を心がける

運動不足は冷えの大敵です。
 子どもは、本来体を動かすのが大好きです。できれば親が協力して、子どもを外に連れだすことから始めてみましょう。近所を散歩するだけでも、部屋でテレビを見ているよりたくさんの発見を子ども自身でしてくれるはずです。

温まるお風呂の入り方

ぬるめのお湯(38~39度)に20~30分程度入るのが理想的です。小さい子どもは長時間お湯に入っていると内臓に負担がかかりますので、おへそから下あたりをお湯につけ遊ばせているだけでもかまいません。シャワーは体の表面を温めるだけですぐに冷めてしまうので、かえって体を冷やします。夏でもシャワーだけにせず、お湯をためて入浴するよう心がけましょう。