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子どもに起こりやすい事故とその対処方法

印刷用ページを表示する 2009年3月3日掲載
0歳児を除く幼児の死因の第1位は不慮の事故です。不慮の事故の中には窒息、転落、交通事故などが含まれていますが、子どもの年齢や発達の程度によってその内容が変わってきます。子どもの発達や特徴を理解して安全な環境づくりをしてあげることが重要です。

 年齢別に起こりやすい事故と、その対処法を紹介します。

生まれてすぐ~5か月

うまれてから4か月頃には首がすわり、5か月になると寝返りができる子もいます。寝返りできるようになった子どもは前や後ろに少し動こうとしたり、手を使っておなかを中心にくるくる回ろうとする子もいます。この時期に起こりやすいのは、窒息と転落です。

窒息

ふかふかの柔らかいお布団は、顔がうずくまって鼻と口をふさいでしまうのでまだ自由に動けない赤ちゃんは窒息してしまいます。寝返りできる子でもうつぶせから仰向けにはまだ戻れない子もいるので危険です。赤ちゃんを寝かせる時は、固めの布団に寝かせるようにしてください。また赤ちゃんの周りには枕やタオル、ガーゼ、ぬいぐるみ、ビニール袋などを置かないようにしてください。熱さましシートがずれて窒息する事故もおきています。シートをはっているときは注意が必要です。うつぶせ寝は窒息の原因にもなりますが、乳児突然死症候群の一因にもなると言われていますので、うつぶせに寝かせないようにしてください。

転落

ベビーベッドやソファーから転落することが多いです。「昨日までできていなかったことが今日突然できる」時期なので、寝返りできないから大丈夫だろうと思っていると危険です。ベッド柵をしないままベッドから離れたり、ソファーに寝かせたまま離れたりしないでください。クーファンといって赤ちゃんを乗せて持ち運びできるかごからの転落もよく見られます。

6か月~12か月

この時期はおすわり、はいはい、つかまり立ちができるようになる時期です。早い子では1歳前に歩きます。指で物をつかめるようになる時期でもあり、何でも口に持っていきます。この時期に多いのは誤飲、溺水、熱傷です。

誤飲

飲み込んではいけないものを間違って飲み込んでしまうということを誤飲と言います。直径が4センチメートル以内のものなら、赤ちゃんの口に入ると言われています。みなさんが思われているのよりも大きいのではないでしょうか?赤ちゃんの手の届くところには誤飲しそうな物は置かないようにしてください。誤飲で一番多いのはたばこです。ニコチン中毒になり非常に危険です。化粧品や洗剤の誤飲も多いので注意が必要です。何か誤飲して対処法がわからない場合は中毒110番(0990-50-2499 有料・24時間365日対応)へ電話してください。

溺水

溺水とはおぼれる事をいいます。お風呂でおぼれることが一番多く、お母さんが髪の毛を洗っている時に浴槽でおぼれたり、お風呂に入った後の残り湯でおぼれるということがあります。残り湯はおいておかず、すぐにお風呂の栓を抜くようにしてください。お風呂に鍵がつけられるようであれば、使用しない時は鍵をかけるようにしてください。あと洗濯機の中を覗いていて転落しおぼれるということもあります。洗濯機の近くには踏み台になるようなものは置かないで、洗濯機の中にも水をためておかないようにしてください。トイレの便器を覗き込んでいて、頭から突っ込みおぼれるということもあります。この月齢の子どもは、水深10センチメートルあればおぼれるといわれていますので、水がたまっている状態にしないということが大事です

熱傷

ポットのお湯、炊飯器の蒸気やストーブを触りにいく、テーブルクロスを引っ張ってテーブルにあった熱いものをかぶるという場合が多いです。熱くて危険なものは手の届かないところへ持っていきましょう。ストーブには柵をする、テーブルクロスは使わないなどです。台所は危険が多いので、台所に入れないように柵をとりつけるほうがよいでしょう。

1歳~2歳

一人で歩けるようになってくるので、行動範囲が広がります。自我が芽生えるころでもあり、何でも自分でやりたがるようになります。この時期に多いのは転落と窒息です。

転落

階段の上から転落したり、ソファーなどを踏み台にして窓から転落することがあります。階段は上に柵をつけるのはもちろん、下にもつけるようにしてください。階段を下りる時は大人が先に降り、子どもよりも下の位置に大人がいるようにしてください。ソファーなど踏み台になるようなものは窓際に設置しないようにしてください。

窒息

豆類、あめ、おもちゃで窒息したり、ビニール袋をかぶる、ひもやコード類が首にからまって窒息するなどがあります。窒息しそうなものは子どもの手の届かないところへ。コード類はまとめておくようにしてください。

3歳~5歳

走ったり、ジャンプしたりと全身を使って活発な動きをするようになります。でも、まだ視野が狭く周囲にある危険を察知できません。この時期に多いのは転落、溺水、交通事故です。

転落

ベランダからやジャングルジムなどからの転落があります。ベランダには踏み台になるようなものは置かないようにし窓は鍵をかけるようにしてください。

溺水

海、プール、川、池などに遊びに行くときは、必ず大人が見守るようにしてください。

交通事故

ボールを追いかけていって車道に飛び出す。道路の反対側にいる子どもに呼びかけたらいきなり車道に飛び出してくる。停車している車の陰で遊んでいて、車が発進やバックをしてひかれるなどがあります。交通事故を防ぐためには交通安全の基本を繰り返し教えることが大切です。例えば、信号機の意味、飛び出してはだめ、横断歩道は左右確認などです。
<その他車関連で起こっている事故>

・パワーウインドウの窓に首をはさんで窒息。
 →子どもが触れないようにロックしておいてください。大人が操作する場合も子どもが窓に触れていないか充分に注意するようにしてください。
・チャイルドシートをしていなかったため、座席から投げ出される。
 →抱っこで乗せている場合は車外に投げ出される可能性があります。必ずチャイルドシートをするようにしてください。またチャイルドシートは正しくとりつけてないと意味がありません。正しい装着を心がけてください。
・走行中に子どもがドアを開けて、車外に転落してしまう。
 →ドアは必ずロックするようにし、あればチャイルドロックも利用してください。
・車中に残した子どもが熱中症になる。
 →短時間であっても車内に残さず、一緒に連れて行ってください。子どもは体温調節が未熟なので、暑い環境の中ではすぐに熱中症になってしまいます。
・自転車での事故。たとえば自転車に子どもを乗せたまま立ち話に夢中になっていて、自転車が横転するなど。
 →自転車から手を離さないようにしてください。ヘルメットを着用するようにしてください。

子どもを事故から守ろう!!