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歯列矯正について

印刷用ページを表示する 2009年3月3日掲載

歯列矯正について

歯並びが悪いと審美障害だけでなく、その他の成長や発育に影響を及ぼします。しかし、歯列矯正は一部の場合を除いては健康保険がききません。治療費もかかりますし、治療も成長を追って進めていくので何年もかかることがほとんどです(大人になってからでも治療は可能です)。治療中も不快感が数日続くことがあったり、装置で汚れが残りやすくなり、むし歯や歯肉炎をおこしやすくなるので、治療を受ける本人の意識も大切です。
 治療を開始する前に矯正歯科医と治療計画についてしっかりカウンセリングを行いましょう。セカンドオピニオンをたてることも一つの方法です。

不正な歯ならびの原因やくせ

1遺伝的におこる場合両親や祖父母の方が不正咬合だと遺伝的に発生する場合があります。
反対咬合(うけぐち)などは代表的な例です。
2顎の大きさと歯の大きさの不一致顎の大きさに対して歯の大きさが合わないと、すきまができたり歯列におさまりきらずに凸凹になります。
3悪習癖
(あくしゅうへき)
指しゃぶりやおしゃぶりの頻度が高かったり、飲み込む時に舌を出す癖や頬づえなどをつく癖があると、歯ならびが悪くなったり顎が曲がることがあります。
口呼吸なども悪習癖の一つです。
4むし歯乳歯が早く抜けてしまったり、むし歯を放置し本来の歯の幅を保てなくなったりしていると、後から生えてくる永久歯のすき間がなくなり凸凹になります。

不正な歯ならびの種類

下顎前突
(かがくぜんとつ)
下の歯のほうが上の歯より前に出ている。
上顎前突
(じょうがくぜんとつ)
上の歯が前に出ている。
開口
(かいこう)
上下の歯がかみあわず、奥歯でかんでいても前歯は開いたままのかみ合わせ。
叢生
(そうせい)
凸凹の歯ならびや八重歯など。
交叉咬合
(こうさこうごう)
下顎の位置が左右どちらかにずれて逆にかんでいるかみ合せ。
過蓋咬合
(かがいこうごう)
かみ合わせが深く、下の歯列が上の歯列に覆われて見えないかみ合わせ。 

不正咬合の悪影響

歯が長持ちしない
 むし歯になりやすい
 歯周病になりやすい
 咬耗(かみ合わせによるすり減り)
 磨耗(歯ブラシによるすり減り)
歯磨きがおこないにくい
発音が正確にできない
そしゃく(食物をかみ砕くこと)機能の低下
 前歯で噛み切れない、食べるのが遅い。
審美性の低下
 笑顔に自信がなくなる。
顎関節症(がくかんせつしょう)
 口が大きく開かない、顎を動かすと音がする。

治療を開始する時期

症例により治療を始める時期はかわってきます。
 同じ反対咬合でも乳歯の時代から行う場合や、永久歯が生えだしてから行う場合などいろいろです。
 まずは、思い立った時に矯正専門医に受診し開始時期の相談をしましょう。時期が遅れると使用出来ない治療装置もあります。

治療のながれ

1,準備
 初診:相談
 検査:歯型とり、レントゲン撮影、写真
 診断:治療方針の説明
 装置の準備:歯型とり
2,治療
 治療方法により来院頻度はかわります。
3,保定
 正常な位置に歯を動かした後、元に戻ろうとするのを抑える期間
4,経過観察

治療装置の種類

可徹式
(かてつしき)
自分でつけたり、はずしたりできる装置。
口の中につける装置(入れ歯状のような装置)や口の外につける装置(ヘッドギア状の装置)などがある。
装着している時間が長いほど、効果はあがる。
固定式自分では取り外しのできない装置(歯の面に接着する装置など)。