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毎年6月は、食育月間です!

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2014年6月1日掲載

 国の第2次食育推進基本計画で毎年6月が『食育月間』、毎月19日が『食育の日』としています。

 また、大阪府では、夏休みで生活習慣が不規則になりやすい8月を『食育推進強化月間』としています。

食育とは…。

 生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実施することができる人間を育てることです。

 バランスの良い食事を選択できる、食事のマナーがわかる、楽しく食事をする、料理をする等、「食育」は難しいことではありません。生涯にわたって大切な心と身体の健康を保つためにも、「食べること」について、まずはお子さんの食事について見直してみませんか?

早起きし 毎日食べよう 朝ごはん!

朝ごはんを食べるといいことがあります!

≪朝ごはんを食べるといいことがいっぱいあります。毎日しっかり食べましょう。≫

 1. 頭も身体も目が覚める!!

    朝ごはんを食べることで、体温が上昇しはじめ、1日の始まりとして活動する準備が整います。

    味や、かむ動作などの刺激により、頭も身体も活発に働きはじめます。

   2. 病気にまけない!!太らない!!

    朝ごはんを抜き、昼にたくさんの量を食べてしまうとエネルギーがたまりやすく、太る原因になります。

    また、欠食をすると必要な栄養素が不足しがちになり、体調をくずしてしまう原因になってしまいます。

 3. 便がでやすくなります!!

          朝ごはんを食べると、おなかが刺激されて便がでやすくなります。


☆「朝は食欲がない・・・。」という場合☆ 

 寝る直前や深夜に食べていませんか?夕食、夜食を控えめにすると、朝にはおなかがすいていて、しっかりと食べることができます。

☆「朝どうしても時間がない・・・。」という場合☆

 前日に朝食の下準備をしておく、簡単に作れる朝食メニューを選ぶとよいでしょう。朝スッキリと目覚めるためには、夜更かし・朝寝坊の生活を見直しましょう。

☆簡単に作れる朝食メニュー☆

【スピードケチャップライス】

  材料(1人前):ごはん…150g

           トマトケチャップ…大さじ1

           ミックスベジタブル…20g

  作り方:(1)耐熱容器に材料を全部入れてよくかき混ぜる。

       (2)電子レンジで約2分加熱する。

【コーンマヨネーズマフィン】

  材料(1人前):イングリッシュマフィン…1個(食パンでもOk)

           マヨネーズ…大さじ2

           ホールコーン…70g

  作り方:(1)マヨネーズに水分を切ったコーンを混ぜる。

       (2)2枚に切ったイングリッシュマフィンに(1)をのせ、オーブントースターで焼き色がつくまで焼く。

お子さんの食事、こんなことに困っていませんか?

  • 少食
  • むら食い(食べる量が多かったり少なかったりする)
  • 遊び食べ
  • 食事に時間がかかる
  • あまりかまないで食べる
  • 好き嫌いが多い
  • いつまでも口にためて飲み込まない
  • 食べてもすぐ出してしまう
  • よくむせる
  • 食事中に水分をほしがる

食べ物の固さや大きさがあっているかチェックしてみましょう!

 3歳頃までのお子さんの場合、味の好き嫌いよりも食べにくさが原因の一過性のものが多いです。まずは、食べにくそうにしていないか確認してみましょう。

嫌がる食材

食べにくい理由

調理の工夫

レタス わかめ

うすくてペラペラしている

加熱してやわらかくする

豆 トマト

皮がのこって食べにくい

皮までやわらかく煮る 皮をとる

肉 えび いか

かたい

小さく切る 

こんにゃく かまぼこ 貝類

弾力がある

小さく切る

ブロッコリー ひき肉

口の中でバラバラになる

他の食材と混ぜる とろみをつける

パン ゆで卵 いも類

唾液を吸って食べにくい

水気を含ませる 他の食材と混ぜる

生野菜 果物

口の中でごろごろする

加熱する すりおろす

ごぼう キャベツ きのこ類

繊維が強い

加熱してやわらかくする 小さく切る

汁物 飲み物

好む温度が違う

あたためる 冷たくする

※食感を変える調理方法は、刻む・すりおろす・揚げる・ミキサーにかけるなどがあります。

※やわらかくなりすぎると、かむ練習になりません。丸飲みしないでかめる固さにしてあげましょう。

※早く食べるようせかすことも、早食いや丸飲みの原因になります。ゆっくり食べさせましょう。

食べたい環境になっているかチェックしてみましょう!

 3歳以降のお子さんの偏食は、味の好き嫌いや心理的な環境によるものが多くなってきます。

さまざまな食の体験を通して食べようとする意欲がでるような環境づくりをしてあげましょう。

☐  大人が好き嫌いをしていませんか?

   大人の好き嫌いが多いと、子どもも同じようにふるまいます。おいしそうに食べている姿をみせてあげましょう。

☐  ワンパターンの食事が続いていませんか?

   ワンパターンの料理を食べさせられると、その食材を食べたくなくなります。盛り付けなど工夫してみましょう。

☐  みんなで楽しく食べていますか?

☐  怒られるなどで気分が沈んでいませんか?

☐  テレビを消していますか?

☐  食卓の近くにおもちゃを置いていませんか?

☐  周りが落ち着いた状態で食べられていますか?

   一緒に食事を囲む人や周りの人が落ち着いていないと食事への興味がなくなります。

☐  味の嫌いな料理ばかりではありませんか?

   苦手な料理は少なく盛り付け、食べられたら思いっきりほめてあげましょう。

☐  苦手な料理を無理強いしていませんか?

   食べることを無理強いすると、ますます嫌がるようになります。スプーンひとさじから、食べられたらほめてあげましょう。

☐  見た目で食べられなくなっていませんか?

   盛り付けが大盛りすぎると食欲がなくなります、また、魚の形がこわいなどがあります。

     切り身や缶詰、フライなど形のわかりにくい食材や調理方法を試してみましょう。

☐  食べ慣れない食材を使っていませんか?

   新しい食材や慣れない味は、受け入れるまでに時間がかかるので、少ない盛り付けではじめましょう。 

    多くの味を経験することで食べられるものの幅がひろがっていきます。

    経験が少ないと、偏食や好き嫌いにつながっていきます。

☐  酸味や苦味がありませんか?

   抹茶やコーヒー、ビールなど強い苦味があるものを大人になるにつれて好むようになった経験はありませんか?

   酸味や苦味は本能的に好まない味とされています。酸味や苦味など、少しずつ味覚の経験を積んで慣れていくことで食べられるようになります。

   酸味は甘酢にすれば、比較的早く慣れます。野菜の苦味は強くないので慣れていきます。よく加熱すると食べやすくなります。

食の体験を広げていきましょう!

1、一緒にお買い物に行ってみましょう。

   『にんじんはどこにあるかな?』

    『どのにんじんがおいしそう?』など、食材探しを手伝ってもらったり

    お子さん自身に選んでもらったりして食べ物に興味をもってもらいましょう。

2、一緒に食事を作ってみましょう。

    食事を一緒に作るといっても、簡単なお手伝いで大丈夫です。

     大好きなお母さん・お父さんと一緒に作った食事は格別です!

    たとえば・・・

    ・野菜を洗ってもらう

    ・盛り付けをしてもらう

    ・レタスなどをちぎってもらう

    ・大人がそばに付きながら、鍋やフライパンのものをかき混ぜてもらう

      ✿ 『おいしくなあれ~♪』などの声かけをしながらすると、楽しめます✿

3、野菜を育ててみましょう。

   野菜嫌いな子には、野菜を種から育ててみましょう。

    毎日お水をあげたりして野菜が成長することを楽しむことができます。

    自分で育てて収穫した野菜なら食べてくれる確率はアップします。

4、食べ物やからだのことを話してみましょう。

  3歳ごろになるとコミニュケーション能力・理解力も発達してきます。

   たとえば・・・

   ・『お野菜を食べると風邪をひきにくくなるよ。』

   ・『お魚を食べるとかしこくなるよ。』

5、家族やお友達と一緒に食べましょう。

  楽しく食事すると「一緒に食べるとおいしい!」と感じるようになり、食べる楽しさが増します。

再確認!生活リズムは乱れていませんか?

生活リズムが乱れていないかチェックしてみましょう!

睡眠、食事、運動、排便などの生活リズムの乱れは、食べる意欲の低下から、食行動の問題を招きやすくなります。

☐  夜は早く寝ていますか?(午後9時ごろまでに)

☐  朝は早く起きていますか?(午前7時ごろには)

  睡眠不足は、食欲を低下させます。

☐  食事時間とおやつの時間は決まっていますか?

  時間が決まっていないと、お腹がすく時間があいまいになり、ダラダラ食べる原因になります。

☐  おやつを食べすぎていませんか?

  子どもは胃の容量が小さいので、3回の食事では必要な栄養素がとれない場合があります。

   おやつという形で不足分を補うことが、子どもにとってのおやつの基本となります。

   芋や牛乳、野菜や果物などがおすすめです。甘いものは食事量が減ってしまうので、

   食事をきちんと食べない子どもには控えましょう。

☐  体をたくさん動かして遊んでいますか?

  お腹がすくと、食事の量も増えます。

☐  寝る前に飲んだり食べたりしていませんか?

最後に・・・

 少しでも、嫌いなものが食べられたときや、いつもより多く食べられたときは『よく食べられたね!』『すごいね!』など、たくさんほめてあげてください。

ほめられると、自信につながり次回も新しい食べ物にチャレンジしてくれるかもしれません。

また、なかなか成果がみられなくても落ち込まず、焦らないようにしてください。

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