第4次岸和田市地域福祉計画・岸和田市地域福祉活動推進計画(素案)に対するパブリックコメントの内容と岸和田市と岸和田市社会福祉協議会の考え方
意見公募の告知について
・岸和田市ホームページ(平成29年1月25日から平成29年2月24日まで)
計画案・パブリックコメント配架場所
市役所広報広聴課情報公開コーナー、福祉政策課、福祉総合センター、各市民センター、山滝支所
意見公募期間
意見提出方法
第4次岸和田市地域福祉計画・地域福祉活動推進計画(素案)に対する公募意見のまとめ
1か月間(1月24日~2月24日)にわたるパブリックコメントの結果、3名の方から、9件のご意見をいただきました。お寄せいただいた方々の意見の概要と市及び社会福祉協議会の考え方を公表します。
| 意 見 | 市及び社会福祉協議会の考え方 |
1 | 第1章、計画の枠組み、1.取り組みの枠組みの中の「安心安全に暮らすための地域づくり」の章で、『公共施設や空き家などの地域資源を活用し、多様な世代、立場の人が集うことのできる場所をつくることが必要』と記載されている。今回の計画で実現してほしい。 | 関連する今後の取り組みについて、P42の「(1)公民館や町会館等を活用した地域の拠点づくり」で記載しています。 なお、公共施設等を活用した「誰もが集えるリビング」については、岸和田市がこれまでも推進している取り組みであり、今後もさらなる取り組みを推進します。 |
2 | P30地区別市民懇談会を開催・継続するために、地域に(町会色のきつくない)事務局のようなコーディネーターを置くことが不可欠。 | 「市・社協がファシリテーターとしてサポート」と記載しており、地元の調整役の方と連携しながら、市・社協が市民懇談会のコーディネーターの役割を担うことを想定しています。 |
3 | 地域活動の大切さを、住民の多くがどれだけ理解しているか? 地域活動をしない人は恥ずかしい、と思うような意識にならないと厳しい。 | P31~33の中で「福祉教育・社会貢献学習の推進」に関わる、子どもから大人まで様々な方を対象とした取り組みを進めることを記載しています。 |
4 | 「子どものうちから地域の福祉や・・・」の前に、「相手を理解する」「偏見を持たない」といった勉強が必要ではないか。 | P32「(1)小・中学校での福祉教育・社会貢献学習の推進」の施策項目として、「あらゆる人を排除しない、多様性を学ぶ教育プログラムの推進」を記載しており、ご指摘の点はこの中で進めます。 |
5 | 小学校5・6年、中学生に地域に貢献できることの教育が必要。 | 関連する今後の取り組みについて、P32の「(1)小・中学校での福祉教育・社会貢献学習の推進」に記載しています。 |
6 | 拠点となる公共施設に、中間支援としての市民活動サポートセンターのサテライト機能(各地域)も備えていけるよう、今回の計画に加えていただきたい。 | 市民活動サポートセンターについては、次年度以降に運用開始予定であり、そのサテライト機能については、センターの実際の活動状況を踏まえて、その必要性も含めて今後検討していきます。 |
7 | (福祉に関して)公民館etc…、公共施設の利用をしやすくなるように働きかける計画を具体的に書いてほしい。 | 関連する今後の取り組みについて、P42の「(1)公民館や町会館等を活用した地域の拠点づくり」で記載しています。 |
8 | 地域の公共施設とは、具体的には市民センター・公民館が対象になると思うが、この施設においてのふれあいリビング(居場所づくり)が開催できるように、「防災・福祉の拠点」としても活用できるように、その拠点の名称も「○○地域防災・福祉コミュニティーセンター」と加え、地域住民が活用できるように推進してほしい。 | 既存のリビングの一部は、防災の意識啓発や介護等の予防・早期発見につながる場としても活用されており、その旨は計画のP41に記載しています。 なお、各公共施設については、防災・福祉だけでなく、生涯学習等含めた、より広義の「まちづくりの拠点」として活用されています。こうした公共施設の名称を、ご提案いただいた「○○地域防災・福祉コミュニティーセンター」といった名称を追加した場合、公共施設の持つ多様な機能が、市民の皆様に限定的に捉えられてしまう可能性があります。 |
9 | 「担い手」「育成」という言葉を何か別のモノに置き換えられないか。 | 文言については、全体を通じて、可能な限り多くの方が理解しやすい平易な表現を使用しています。「担い手」「育成」という表現については、計画策定に向けた市民懇談会等において、市民の方も使用されており、特に問題のない表現であると考えます。 |