伝説40 熊野権現旧跡地<別所町>

印刷用ページを表示する 2009年3月3日掲載

 今は、沼の菅原神社へ合祀(ごうし)されてしまって社のあとだけになっている。
 この地は寛地4年(1090)白河法皇が熊野に行幸された帰り、このあたりを過ぎられたとき、田の中に「白蓮三茎」(びゃくれんさんけい)の生じたのをご覧になってその地に社を建て、熊野神を勧請されたと伝えられている。江戸時代までこれに奉仕する寺院もあった。付近からは奈良時代の古瓦も出土し「別所廃寺」としても知られている。

熊野権現旧跡地の写真


 「岸和田の伝説」は、「広報きしわだ」に昭和54年4月1日号から昭和55年12月15日号まで連載されたものの転載です。当時の文言をほぼそのまま用いていますが、写真は撮り直しています。