ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織でさがす > 広報広聴課 > 安東蓮聖(あんどうれんしょう)1239~1329

安東蓮聖(あんどうれんしょう)1239~1329

印刷用ページを表示する 2009年3月3日掲載

 安東蓮聖は鎌倉幕府執権北条氏に仕えた武士ですが、一方で比叡山の悪僧と協力して高利貸業を行い、また蓄えた資本で播磨国福泊(姫路市的形)の築港事業なども行うなど、当時の貨幣経済の進展を背景に、時代の変化に対応しつつ私財を蓄積した新しいタイプの武士として注目されている人物です。
 寺伝によれば、蓮聖は熊野参詣の途中、藤代王子(海南市藤白)で久米田寺を復興せよとの神の託宣を聞き、建治3(1277)年に東大寺の僧から久米田寺別当職を買って荒廃した久米田寺の復興に乗り出しました。弘安5(1282)年、西大寺の叡尊を導師に迎えて久米田寺の落慶供養が盛大に営まれ、以後、久米田寺は真言・華厳・律宗の学山として栄えました。久米田寺に伝わる「絹本著色安東蓮聖像」は国の重要文化財に指定されています。

絹本著色安東蓮聖像の写真 「絹本著色安東蓮聖像」(久米田寺蔵)