報道発表 コウノトリが久米田池に飛来
印刷用ページを表示する 2011年1月14日掲載
概要
国の特別天然記念物に指定されているコウノトリが1羽、久米田池に飛来しています。
詳細
久米田池(岸和田市池尻町、岡山町)に、国の特別天然記念物に指定され、環境省版「レッドリスト」では「絶滅危惧1A類」に位置づけられている、コウノトリが1羽飛来しています。
(コウノトリとの確認は、きしわだ自然資料館学芸員と兵庫県立コウノトリの郷公園研究員に確認済み)
きしわだ自然資料館によると、まず1月3日に目撃されており、その後、行方がわからなくなっていたのですが、1月12日の夕方に再度飛来したとの情報が入り、学芸員が1月13日早朝に久米田池でコウノトリが1羽いることを確認しました。
きしわだ自然資料館の学芸員によると、足環が見られないため、兵庫県立コウノトリの郷公園(兵庫県豊岡市)からのものではなく中国大陸などから飛来してきた個体である可能性もあるとのことです。
久米田池は現在、水が抜かれており、ザリガニやドジョウなどのコウノトリが餌とする動物が取りやすい状態、かつ豊富にあるため、飛来しているのではと推測されます。
なお、コウノトリを観察するには、150メートル以上離れて、静かにストレスをかけないようにして観察することが必要です。
参考
久米田池は、大阪府下のため池の中で最大の水面面積を誇る農業用水・養魚池です。
725(神亀2)年から738(天平10)年にかけて、僧行基によって付近の住民を組織して造られたと伝えられています。
また、「鳥の国際空港」とも呼ばれ、春と秋にはシギやチドリなどの旅鳥が羽根を休め、夏にはコアジサシなどの夏鳥、そして3月になると、北へ帰る前のカモたちが集結します。
そのため、年間を通して100種類以上の鳥類が確認されています。
