岸和田市バイオマスタウン構想

印刷用ページを表示する 2009年3月3日掲載
 策定年月日:平成20年2月

「岸和田市バイオマスタウン構想」の公表

 平成18年3月31日に閣議決定された「バイオマス・ニッポン総合戦略」の実現に向け、バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議(1府6省)で地域のバイオマスの総合的かつ効率的な利活用を図るバイオマスタウン構想を募集しています。
 岸和田市は、いち早く低炭素化社会を目指して新エネルギービジョンを策定し、廃棄物のエネルギー化や廃食用油のBDF(バイオ・ディーゼル・フューエルの略)化を推進するとともに、府内で随一の竹林面積を有することから、その資源の有効利用等が大きな課題となっています。
 このような中、岸和田市では、(1)木質バイオマス(2)竹の有効利活用(構造材、熱源等)(3)エネルギー生成事業(BDF、エタノール生成、メタン発酵)の3本柱とした「岸和田市バイオマスタウン構想」を農林水産省に提出したところ、平成20年3月31日付けで、府内市町村初の「バイオマスタウン構想」と認められ、公表されました。
 今後は、この構想書の具体化に向けて事業を展開する予定です。

 名称:岸和田市バイオマスタウン構想書
 公表年月日:平成20年3月31日(月曜日)
 内容:構想書はこちら [PDFファイル/2.53MB]
 公表場所:農林水産省バイオマス・ニッポン(外部リンク)
  岸和田市バイオマスタウン構想イメージ図はこちら [その他のファイル/119KB]

岸和田市バイオマスタウン構想の概要 

   (1) 木質系バイオマス
      ・間伐材、樹皮、解体屑、剪定枝等のチップ化
      ・ペレット化による熱源への利活用

   (2) 竹の有効利活用(構造材、熱源等)
      ・マテリアル利用(食品添加物、建築構造材等)
      ・エネルギー利用(バイオマスボイラーの熱源等)

   (3) エネルギー生成事業(BDF、エタノール生成、メタン発酵)
      ・BDF化(菜の花、学校の廃食用油等)
      ・エタノール(竹を原料にしたエネルギー化)
      ・メタン発酵(食品残さ等の発酵によるバイオガス生成) 

期待される効果

 環境面

  ・温室効果ガスの削減及び、間伐材、竹資源の利活用を通じて、森林整備が促進

 経済面と地域活性化

  ・間伐材、竹資源の活用による林業振興及び新たな雇用の創出に期待

 環境教育による環境保全や循環型社会形成に向けた意識向上

  ・バイオマスエネルギー等を環境学習や生涯学習のテーマとして提供が可能

バイオマスについて

バイオマスとは

 生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、一般的には「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」をバイオマスと呼んでいます。

バイオエネルギー

 バイオマスから得られるエネルギーのことを指します。
 バイオマスエネルギーとも呼ばれています。

バイオマスの種類

 バイオマスの種類は多岐に渡りますが、廃棄物系のもの、未利用のもの及び資源作物(エネルギーや製品の製造を目的に栽培される植物)があります。
 廃棄物系のものとしては、廃棄される紙、家畜排せつ物・食品廃棄物・建設発生木材・製材工場残材・黒液(パルプ工場廃液)・下水汚泥・し尿汚泥 等があげられ、未利用のものとしては、稲わら・麦わら・もみ殻・林地残材(間伐材、被害木等)等が、エネルギー作物としては、さとうきびやトウモロコシなどの糖質系作物やなたねなどの油糧作物があげられます。

バイオマスの分類

 バイオマスの分類にはいろいろな方法がありますが、たとえば、
  • 生物学的観点からの分類
  • 生態学上の分類  植物・動物・微生物
  • 植生による分類  陸生(林産・農産・廃棄物)・水生
  • 利用・用途による分類
  • 発生源による分類
  • 含水率による分類
等があり、それぞれの利用法などに応じて使われています。