第23回きしわだ女性フォーラムを開催しました
きしわだ女性フォーラムとは
市民の皆さんに男女共同参画についての関心と理解を深めていただく機会となるよう、毎年、「きしわだ女性フォーラム」を開催しています。このフォーラムの企画・運営は、公募市民、女性センターや公民館等で学習しているグループ生、市職員などで組織する実行委員会で行っています。
第23回きしわだ女性フォーラム <岸和田市男女共同参画推進条例制定記念講演会>
一人ひとりがみんな主役 ~心地よいつながりとは~
第23回きしわだ女性フォーラムは、平成23年4月1日に施行された「岸和田市男女共同参画推進条例」の制定記念事業として開催しました。男女共同参画の推進という原点に立ち戻り、性別や年齢を問わず、一人ひとりが個性を発揮し、自分らしく暮らしていくために何ができるのかをあらためて考えていただく機会となるように企画、開催いたしました。
講演では、女性学、ジェンダー研究のパイオニアでいらっしゃる上野千鶴子さんに、「一人ひとりがみんな主役 ~心地よいつながりとは~」というテーマで、日本の男女共同参画政策の流れや、時代の移り変わりの中で女女格差(女性の間の格差)ができたこと、血縁や地縁ではない人と人とのつながりを持つことができれば、おひとりさまは決して孤独ではないということなど、様々な視点から分析・お話しいただきました。
「今回のフォーラムのテーマでもある『一人ひとりがみんな主役』というのは、孤立して、独立して、孤独に生きようということではなく、自分が自分のニーズの主人公になる、困ったことや要求を自分でちゃんと言える、その上で人と人との支えあい、助け合いのつながりを作っていけることだと思います」と述べられ、女性同士がつながることで世の中が変わってきたこと、今、途切れつつある女性同士のつながりを続けていくことの必要性についてもお話しいただきました。
また、講演の冒頭では「きしわだ女性フォーラムが市民実行委員によって企画されていることや、岸和田市男女共同参画推進条例制定の背景に市民の力があったことは大変素晴らしいことであり、このような場に呼んでいただいたことは非常に嬉しい」との温かいメッセージを、講演の最後には「今回制定された条例を生かしていって欲しい」とのエールも頂きました。
参加者の皆さんからは、男女共同参画政策やその時代背景なども詳しくお話いただき、条例制定記念にふさわしいフォーラムでしたとの感想を頂きました。日時 平成23年7月3日(日曜日) 午後1時半~3時半
場所 浪切ホール 大ホール
講師 上野千鶴子さん(社会学者、東京大学名誉教授、NPO法人WAN理事長)
参加者数 724名(男性 102名 女性 622名)
参加された方の声より
- やわらかいタイトルからは想像できない内容の濃いお話で、大変勉強になりました
- 上野さんお話は面白くすごく良かったです。つながる事の大切さを感じました
- 90年代~現在までの女性の立場、多様化してきた選択肢などを資料などの提示により、とてもわかりやすく説明くださったと思います。一人ひとりがみんな主役-自分の人生、自分で決められる社会、とても良いと思います
- 多方面からわかりやすくお話くださり面白く聞かせていただきました
- 歴史的事実を踏まえて話をされたのが良かった。自分で自分のことを決めることができる社会が一番といわれたことがとても印象的でした
- 自分を主役にして生きるのは待っていても叶えられない。主体的に生きようとしなければならないことを再確認した
- この十数年の男女共同参画の経過と現在の課題がとても興味深く聞くことができた
- 女性を鋭く分析されていました。法律、条例の意義はとてもわかりやすく感じました
第22回きしわだ女性フォーラム
明るく、楽しく、そしてあきらめない生き方
世界的ピアニストの伸行さんを育てられた辻井いつ子さんにご講演いただきました。
伸行さんの音への類まれな才能を見つけられたことや、息子を信じて「コンクール前の学校行事」に参加させたエピソードなど感動的でした。また講演後の質問コーナーでは、会場の参加者からの質問に丁寧にお応えいただき、身近に感じることができました。
自身の経験を語ることで多くの人に勇気を与えられたらと講演活動などを続けておられるいつ子さんの生き方。明るく、楽しく、輝いておられました。
日時 平成23年2月6日(日曜日) 午後1時半~3時半
場所 浪切ホール4階 特別会議室
参加者数 260名(実行委員及び職員含む)
参加された方の声より
- 親が一番のファンであり、一番の理解者であるべきという言葉、心に残りました
- 子どもに対する信じて見守る姿が素晴らしい
- ポジティブな生き方にあこがれます
- 豊かな人生って・・考えさせられた。感性を大切にして育まれたお話。だから、今の伸行さんが存在しているのだと感動しました
- 子どもはほめて育てる、前例がなければ作れば良い、人間の可能性は大という言葉に本当に感動しました
- テレビで見る以上にきれいで、アナウンサーだったということもあり、いい声で素敵でした
- 子どもはほめる事が大切。好きに向かって努力すれば、かなわない夢はない。良い言葉です。かなわなくてもその努力を認めてあげたいと言われた事が心に残った
- 淡々と静かに語る姿勢が素晴らしかった。タイミングの良いアドバイス、出会いの幸運、自分で気がつかない事があるのかも。人付き合いにも共通する心の配り方だ
- 子どもは叱らないで、先ずほめるようにする、子どもを信じること
第21回きしわだ女性フォーラム
仕事と家庭のハッピーバランス
テレビや新聞のコラムなどで活躍する安藤哲也さんにご講演いただきました。
自分の人生を寄せ鍋に例え、仕事、育児、趣味、地域活動などやりたいこと全部をグツグツ煮て味わい尽くす「寄せ鍋理論」のお話を通して、人生を楽しむ生き方を語っていただきました。
日時 平成22年1月30日(土曜日) 午後1時半~3時半
場所 浪切ホール小ホール(港緑町)
内容
- オープニング 泉州出身「きっぷ」によるミニコンサート
- 講演 安藤 哲也さん(NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事)
参加者数 179名(女性128名、男性51名)
参加された方の声より
- 伸びやかな歌声で素晴らしかったです
- 素直な歌い方で心地よい歌声だった。終わってから講演を聴くという素敵な行動が良かった
- 色々なデータや資料もあり、納得感がありました。話も面白くて具体的で大変よかったです
- 夫の目線、妻の目線、どちらに偏ることなくどちらにも伝わる内容だったと思う
- 楽しく最後まで講演を聞けました。少しでも多く子どもたちと関わっていこうと思いました
- 子育てが終わっているので直接参考にはならないが、育児の環境が変化している事に大いに興味を覚えた
第20回きしわだ女性フォーラム
講談で、ホッとひと息 女がいて、男がいるから面白い
講談師 宝井琴桜(たからいきんおう)さんをお迎えして、戦国時代の輝く女性たちや、現代の平凡な家族を主人公に、男女共同参画社会について、パパンパンと張扇(はりおうぎ)を叩き、面白く語っていただきました。
日時 平成21年1月11日(日曜日) 午後1時半~3時半
場所 浪切ホール小ホール(港緑町)
内容 オープニング 太鼓サークル「轟」 (とどろき)
講演 講談師 宝井琴桜さん
参加者数 233名 (女性173名、男性60名)
参加された方の声より
- 迫力ある太鼓演奏で、元気が出ました。息がぴったりで、素晴らしい。
- 講談は初めてでしたが、テーマ通り、面白い。
- 男女共同参画について、わかりやすくテンポよく話してくれた。
- 女性の殿様がいたなんて、ビックリしました。
- 寒い日でしたが、本当に来てよかったと、感謝の気持ちで一杯です。
迫力満点の太鼓演奏で、女性フォーラムが始まりました。 さすが講談師!いい声に聞きほれました。
第19回きしわだ女性フォーラム
第19回きしわだ女性フォーラムは、久米田中学校合唱部の皆さんによるさわやかな歌声で始まりました。金子みすゞの詩『私と小鳥と鈴と』と『空とぶうさぎ』『夢をあきらめないで』と女性フォーラムにふさわしい3曲をご披露いただきました。
講演では「男女共同参画と社会のノーマライゼーション」と題して、知事時代の取り組みや4男2女の父でもある家庭での実体験を織り交ぜながら、「男女共同参画」をわかりやすく説明していただきました。参加者からは「体験に基づいたお話で説得力があった」「親しみあるお話ぶりに引き込まれた」など、多くのご意見・ご感想が寄せられました。
とき:平成20年2月11日(祝日・月曜日) 午後1時30分~3時40分
ところ:浪切ホール小ホール
内容
オープニング 久米田中学校合唱部
講演 「対話からすべてが始まる ―生き活きと自分らしく―」
前鳥取県知事 慶應義塾大学大学院教授 片山 善博さん
参加者数:296人 (女性 212人 男性 84人)
プロフィール 久米田中学校合唱部
周囲を桜並木のきれいな久米田池や、そのほとりに立つ古刹久米田寺、また古墳の残る久米田公園などに囲まれ、恵まれた環境に位置している久米田中学校。
合唱部は、久米田池の桜祭りや校区内の小学校の催しなどにも参加し、地域とのふれあいを大切に、「いい顔、いい声、いい心」をモットーに、毎日楽しく練習に励んでいます。
合唱連盟主催の大阪府合唱コンクールでは毎年金賞を受賞し、関西コンクールに出場しています。今年度はNHK全国学校音楽コンクールの大阪コンクールで銀賞を受賞しました。

プロフィール 片山 善博さん
1951年岡山県生まれ
1974年東京大学法学部卒業後、自治省(現総務省)に入省。能代税務署長、自治大臣官房国際交流企画官、自治省固定資産税課長、同府県税課長などを経て、1999年4月より鳥取県知事を2期務める。
2007年4月より現職。併せて、地方制度調査会副会長、中央教育審議会委員、財政制度等審議会委員、日弁連市民会議委員、日弁連法務研究財団認証評価評議会評議員などを務める。
主要著書に、『市民社会と地方自治』(慶応大学出版会、2007年)、『災害復興とそのミッション―復興と憲法』(共著)(クリエイツかもがわ、2007年)、『地域間交流が外交を変える』(共著)(光文社、2003年)などがある。

