救命の連鎖

印刷用ページを表示する 更新日:2012年4月11日掲載

救命の連鎖2010

 この図は「救命の連鎖」と言います。
それぞれの輪は、突然の心停止に陥った人を助けるための重要な条件であり、それらの輪が鎖となってつながってはじめて救命が可能となります。
 そのなかでもとりわけ1、2、3の輪が最も重要であり、それらは市民の皆さんの手に委ねられています。
  1. 心停止の予防 →子どもの心停止の原因の多くはけが、溺水、窒息であり、大人の心停止の原因の多くは心筋梗塞、脳卒中などです。けが、溺水、窒息はまわりの大人が注意し防止することが大切で、心筋梗塞や脳卒中などは、生活習慣や定期的な検診、発症時の兆候をすばやく認識し救急車を呼ぶことが大切です。
  2. 心停止早期認識と通報  →倒れている人に反応が無ければまず通報です。また、倒れている人が普段どおりの呼吸をしていなければ心停止です。判断に迷ったとしても、まず疑うことが大切です。最初に見つけたあなたが救命リレーの第一走者です。
  3. 一次救命処置(心肺蘇生法とAED) → 心肺蘇生法は胸を強く圧迫する胸骨圧迫と、口から空気を吹き込む人工呼吸によって体の血液を全身に(特に脳に)送ることです。AEDは心臓の痙攣などの不整脈を電気ショックにより治療するための機械です。目の前で倒れた心停止の人はしばしば電気ショックを必要とする不整脈を起こしている場合があるため、AEDの音声ガイダンスに従い必要に応じて電気ショックを行います。
  4. 二次救命処置と心拍再開後の集中治療 →最後の輪は、救急隊や搬送先の医師によるより高度な救急医療と心拍再開後の集中治療により、再び元の生活に戻ること(社会復帰)を目指します。
 ※ 近年注目されている子どもの心停止の原因に「心臓震盪」というものがあり、これらは健康なお子さんであっても特殊な条件下で起こる可能性のある心停止です。
 心臓震盪に関してはこちらをご覧ください。

 このページは、日本蘇生協議会(JRC)日本版ガイドライン2010 BLS&EIT(確定版)(外部リンク)を参考に作成しています。