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胸骨圧迫(心臓マッサージ)の方法

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2012年4月11日掲載

 傷病者の胸の真ん中を少なくとも5センチ沈む強さで、少なくとも1分間におよそ100回の速さでしっかり圧迫し、できるだけ中断時間のないよう絶え間なく圧迫します。圧迫の位置は、必ずしも衣服を脱がせて確認する必要はありません。
 また、圧迫したあとは、しっかり力を抜いて圧迫を解除してください。
小児(1歳以上8歳未満のお子さん)の場合、体格に合わせて片手で圧迫しますが、十分な圧迫ができなければ両手で行います。
 乳児の場合、お子さんの乳首と乳首を結んだ線の少し足側を目安とした胸の真ん中を指2本で圧迫します。
小児と乳児の圧迫の深さは、胸の厚みの3分の1です。

成人の胸骨圧迫の仕方

胸骨圧迫(成人)

小児の胸骨圧迫の仕方

胸骨圧迫(小児)

乳児の胸骨圧迫の仕方

胸骨圧迫(乳児)


 胸骨圧迫は、胸の真ん中にある硬い骨(胸骨)をしっかり圧迫することにより胸の中の圧力を高めて、心臓の中の血液を脳や全身に送り込むことで、心肺蘇生の中で最も重要なものです。
 また、全身の血液を再び心臓に返すため、圧迫の解除もしっかり行いましょう。

胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を、

  1. 救急隊が到着し心肺蘇生を引き継ぐ
  2. 傷病者が目を開けたり、普段どおりの呼吸をし始める

のいずれかになるまで繰り返します。

心肺蘇生の動画

 では、心肺蘇生の一連の流れを続けて動画で見てみましょう。

成人の心肺蘇生

小児の心肺蘇生

乳児の心肺蘇生

 

「急病・救急」ページ内の動画及び画像は「泉州地域メディカルコントロール協議会」による監修で作成されています。


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