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救命手当(大出血時の止血法)

印刷用ページを表示する 2009年3月3日掲載

 一般に人の全血液量は、成人では体重の約13分の1といわれ、その20%が急速に失われると出血性ショックという重い状態になり、30%を失えば生命に危険を及ぼすといわれています。

 そのため、大出血に対しては、注意が必要です。
 血を見ても慌てず、適切な応急手当を行ってください。

直接圧迫止血法

 血の出ている部分を押さえる。これでほとんどの出血は止まります

直接圧迫止血法のイラスト1

直接圧迫止血法のイラスト2

 出血している傷口の上に、清潔なガーゼやハンカチなどをあて、強く押さえる。
 止血の手当を行うときは、感染防止のため血液に直接触れないように注意する。
 ビニール・ゴム手袋の利用。なければ、ビニールの買い物袋などを利用する方法もある。

止血帯法

 この方法は、手足の太い動脈を切るなどの大出血で、傷口を直接圧迫しても止血できない緊急時にのみ最終的な手段として行います。
 しかし、長時間経過すると下部に血が流れない為、できるだけ早く医師の診察を受けてください。
止血帯法のイラスト

出血の種類

 動脈性出血、静脈性出血いずれもただちに止血しなければ生命に関わります。これら2つを併せて「活動性出血」といいます。

動脈性出血

  • 鮮紅色の血液が、脈拍に一致して勢いよく噴出します。大きな血管では、瞬間的に多量の血液を失って出血死のおそれがあります。

静脈性出血

  • 暗赤色の血液が持続して流出します。細い静脈からの出血は圧迫止血で安易に止血できます。

毛細血管性出血

  • 赤色の血がにじみ出ます。出血量は少なく、普通は自然に止まります。