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AED本体のカバーを開け、電源ボタンを押します。機種によってはプラスティック製のカバーを開けると自動的に電源が入る機種もあります。
患者の衣服を開け胸部を露出し、電極パッドを患者の肌に直接貼ります。貼る位置は、1枚は右の鎖骨のすぐ足側です。鎖骨の真上はデコボコしていて、隙間ができやすいので避けたほうがよいでしょう。もう一枚は左脇のできるだけ背中側に貼ります。
ちょうど2枚のパッドが(想像上の位置にある)心臓を挟むようなイメージで貼ります。パッドが装着されればAEDが自動的に傷病者の心電図の状態を調べます。(音声ガイダンスでは『解析』と表現します。)
すべての心停止の傷病者に対して電気ショックが必要というわけではありません。電気ショックが必要かどうかはAEDが判断しますので、音声ガイダンスを聞き漏らさないようにしましょう。
「急病・救急」ページ内の動画及び画像は「泉州地域メディカルコントロール協議会」による監修で作成されています。