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平成20年12月19日(金曜日)、貝塚市職員会館において「市民と行政の協働のまちづくり研修会-行政に求められるもの-」を開催しました。
これからのまちづくりは、住民と行政がお互いのできることを、自覚と責任をもって行う“協働(きょうどう)”が必要不可欠となっています。協働とは、どういうもので、なぜ今必要とされているのか、行政に求められる役割はどういったものなのか、について堀野 亘求さん(特定非営利活動法人 大阪NPOセンター)を招き、認識を深め合いました。今回は泉南地区(5市3町)・大阪府のNPO・協働に携わっている職員を対象に、合同研修会形式(泉南地区・大阪府NPO・協働担当職員研修会)で行いました。
参加者の自己紹介の後、講義、ワークショップを行いました。
<以下、出てきた意見(抜粋)>
win-winの関係を目指さないとマイナスばかりの結果となることに気付きました。
何もかも行政がおこなっていくのは無理!しかし、その活動団体とうまく付き合う必要があると感じました。
変な先入観を持たないこと。
行政とその相手側、両方にとってプラスになる。あるいは、なるようにしなければならない。
頭で理解していたつもりだが、少し形態の変わった方法で、潜在的な意識や落とし込みの浅さがもろに出た。
自分自身を知ることができた。行政の「人」にならない事が必要であること。
今後もっと考えていかないといけないと思いました。今回の気付きが大事だと思います。
今回の研修は、ほとんどの時間をワークショップに使うことで、体験しながら多くの“気付き”がありました。普段の業務の進め方の中で、自分でも気付いていなかったり、思い込みがあることを知り、今回の研修で得たさまざまな“気付き”を、今後の業務の中で活かしていきたいという意見が参加者からありました。
この研修は、平成17年6月に策定された「公民協働推進の指針」に基づき、協働推進に向けた「職員の人材育成」を目的として開催しました。今後も岸和田市では、協働のまちづくりに向けた職員研修を開催していく予定です。