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平成24年10月28日(日曜日)、市民活動をより身近に感じてもらい理解を深めてもらうため、市内で活躍している市民活動団体の現場を見学・体験するバスツアーを開催しました。
当日の様子をご紹介します。
まず始めに、岸和田ボランティアガイドとともに、久米田寺を散策しました。あいにくの雨でしたが、ガイドによる丁寧な説明で、知っているようで知らない久米田寺の歴史にふれ、参加者は感心しきりの様子でした。
府営荒木住宅集会所「リビングほしがおか」で昼食をとり、立ち上げの経緯や取り組みについてお話していただきました。「リビングほしがおか」は大阪府の「ふれあいハウジング事業」をきっかけに、世代を超えた住民がお互いに交流し、助け合い、生きがいのある自立した生活を送ることができるよう平成20年にオープンされました。ふれあい喫茶、朝市、相談広場、勉強会などに使用されています。
市立福祉総合センターに移動し、「自助具」を考案、製作しているボランティアグループ「ハンドインハンドきしわだ」の工房を見学しました。世界に1つしかないオーダーメイドの自助具にふれ、必要とする人でないとピントこないようなアイディア・創意工夫に驚かされました。
終わりの会として一日の振り返りを行いました。普段、触れることの少ない市民活動を見学し、参加された方々のいろいろな思いが集まりました。
最後に、岸和田ボランティアガイドの引率により、岸和田市市制施行90周年記念事業「岸和田城企画展」が開催されている岸和田城を見学しました。
参加者からは、「地域の歴史や活動について知ることができた」、「話を聞いて感心、感動した。」などの感想がありました。
今後も岸和田市では、「市民自治都市」の実現を目指し、市民と行政による協働のまちづくりに向けた講座・研修会を開催していきます。