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第2回お父さんお帰りなさいパーティー!!(平成19年6月9日開催)

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2011年4月1日掲載

団塊・シニア世代の地域デビューを応援します。 第2回お父さんお帰りなさいパーティー!! ―定年後の豊かな生き方―

 平成19年6月9日(土曜日)、市立公民館で「第2回お父さんお帰りなさいパーティー!!」(略して“おとパ”)を開催しました。
 今回は、おおむね50歳以上の団塊・シニア世代の方を対象に、仲間づくりや地域活動をはじめるきっかけづくりとして開催しました。当日は41名の方が参加しました。

 第一部は隣の人とコミュニケーションを図るゲームや、石田易司先生(桃山学院大学社会学部社会福祉学科教授)の講義を交えながらのグループワークを行いました。

 石田先生のユーモアたっぷりの語り口、そして先生のキャラクターに会場も次第に笑い声があふれました。

ハイイハドンゲームの様子

 講義では、「いきいきシニアライフをおくるには、“学ぶ・野外で活動する・社会に役に立つ・健康のために運動する”の4つを自分で主体的にやることが大切」などのお話がありました。

講師の石田先生

 グループワークは、「廃校になった小学校の校舎をどう利用するか」をテーマに、グループに分かれてアイデア出しを行いました。

  • 子どもたちにスポーツを通じて礼儀を教える場所
  • 多目的施設(温泉を掘って一儲け!など)
  • ミニユートピア設備(体験施設)
  • ニート、不登校の子どもたちのための総合工房
  • 都会の子どもたちのためのキャンプ地
  • 地域の交流の場(持ち寄った本で図書館など)
  • 宿泊付き農業体験
  • 林間学校
  • 地元の方対象コミュニティハウス
  • 糖尿病の方のための宿泊施設

アイデア出しの様子

 など、いろいろな案が出ました。石田先生より、「多様なアイデアの人がいるのが地域社会です。人の多様性を認め合うことからコミュニティが始まります」とお話がありました。

 第二部では、市民活動を実践されている方を招き、活動を始めたきっかけや参加者の方へのアドバイスなどを語っていただきました。

ボランティアグループ「藍」 坂本さん
「肩の力を抜いて、好きなことから始めて欲しい。自分の進む道をはっきり決めて、楽しく元気に!」

NPO法人「神於山保全クラブ」 相良さん
「市民活動は楽しくないと続かない。自分が楽しむことが大事。ゆっくり自分のペースで興味のあることに1歩前に踏み出して!」

NPO法人「ナルク泉州さくら」 稲垣さん
「世の中のためになりたい!などと難しいことは考えなくて良い。退屈せずにメリハリのある生活を送るために、まずは動くこと!」

 ご自身が活動を始めたきっかけは皆さん異なりますが、それぞれ想いを持って活動されています。そんな皆さんのいきいきと話をされている様子に、参加者の方は真剣に聞き入っていました。

 最後に石田先生より、「誰かのためではなく自分のために何かをすることは、ごく自然なこと。軽い気持ちでまずは一歩を。」「地域で仲間を作って。その中で自分の有用感を確認して欲しい」とお話がありました。

 今後も岸和田市では、「市民自治都市」の実現を目指し、市民と行政による協働のまちづくりに向けた講座・研修会を開催していきます。よろしくお願いします。


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