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平成21年10月21日~23日までの3日間、文化会館マドカホールにて、小・中学校習字作品展が行われました。各校から学級2点ずつ(支援学級を含む)の力作、1235点が展示されました。
小学校1・2年生の硬筆作品、小学校3年生以上の毛筆作品とも、一人ひとりが持てる力を十分に発揮して、一生懸命書いたことが伝わってくるものでした。そして、どの作品にも表情があり、基本的な技術のなかにも、個性が光っていたことも印象的でした。
手本を見て、文字をしっかり書くことは、美しく形を整えて文字を書く力を培うことはもちろん、心を落ち着かせること、集中力を高めることにもつながります。
この作品展をご覧になられた2000名余りのみなさんは、きっと児童・生徒たちが、積み重ねてきた努力を感じ取られたことでしょう。
パソコンによる文字が多く見られる今日ですが、温かさや力強さ、そして感動をも与える手書き文字のよさを、あらためて実感することができた作品展でした。