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5月24日、市内幼稚園・小学校・中学校・産業高校の防災教育担当者を対象として、防災教育担当者会を開催しました。
大阪府岸和田土木事務所 西 俊光 様より 「地震津波に備えて!!」というテーマで、東日本大震災の検証と岸和田市内の防災教育の取組みの見直しについてお話しいただきました。
東日本大震災の検証では、東北各地の津波の規模や当日の大阪府の震度や津波規模、大阪湾内の水門を閉鎖したことなどを説明していただきました。また、防災教育については、岸和田に到達する津波の特徴や東南海地震が起きた場合、津波が岸和田市内に到達するまで90分かかること、海側の地域では、その間に高台に避難する必要があることなどが説明されました。
講義後は、岸和田市危機管理室の方も加わり、緊急避難の方法や日常の防災教育のあり方について、質疑応答が行われました。
質疑応答では、避難先の安全性の問題や各校での防災マニュアルの見直しの必要性が確認され、海側の学校園では、津波がくる90分間での避難についての質疑がなされました。