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岡崎市は「純情きらり」の放送を生かしたまちおこしや観光振興を目的として、ハード・ソフト両面の取り組みを実施した。
特に注目すべきは「純情きらりサポーターズクラブ」の取り組みである。市民からエキストラ・イベントボランティアを募集し、1578人の応募があった。
取り組みは、放送終了後も「岡崎きらり隊」として引き継がれ、市の各種イベントに協力するなど市民と協働した活動が現在も続いている。
川越市は、ポスターやのぼり旗による広報、ドラマの再現セットや撮影で使われた小道具を展示する「つばさ」展の開催、鉄道会社と連携したラッピングトレインの運行に取り組んだ。
放送終了後も、登場人物をグルメ大使に任命しイベントを開催したり、鉄道会社と連携した誘客施策を行うなど「つばさ」効果を維持しようと努めている。
しかし、観光客数は放送された年には約20万人増加したものの、翌年には元に戻っている。