厳しい経済情勢中小企業の支援強化は

【問】現下の厳しい経済情勢にかんがみ、本市の中小企業支援策を点検し、もう一歩掘り下げた施策を展開すべきと考えるがどうか。

【答】従来の産業振興戦略プランの推進施策を行うとともに、融資などの支援体制の強化については、国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用した中小企業対策を検討している。また、連鎖倒産を防ぐ経営セーフティ共済制度の掛金助成については、有用性などを早急に検討したい。

【問】就学奨励費の受け付けが始まっているが、この厳しい社会情勢のなか、申請者数の増加が予想される。もれなく援助されるようすべきと考えるがどうか。

【答】本市の財政は非常に厳しい状況であるが、就学奨励費は、経済的理由で就学困難な児童・生徒の保護者を援助する施策であり、生活保護基準の一・一倍という受給認定基準を堅持し、制度の継続に万全を期したい。

【問】産業の活性化、低炭素社会の実現に向け、太陽光パネル設置に補助制度を設けるべきと思うがどうか。

【答】民間住宅への太陽光発電の導入促進のため、国が1キロワット当たり7万円を助成している。本市でも複数年の補助実施について協議していきたい。