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【問】本市は真に地方分権を担える自治体となるために、規範となる自治基本条例を定めた。この条例には、郷土のすばらしさを認識し、愛し、市民・事業者・行政が協働することの大切さがうたわれている。本市では、市民との協働で昭和47年に郷土を愛する心をはぐくむすばらしい岸和田市讃歌が作られている。この歌を岸和田市歌と位置づけ、小・中学校で教えるとともに、市の行事やイベントで歌い、普及させることが重要であると考えるがどうか。
【答】本市では、だんじり祭を核とした地域社会のまとまりが強く、郷土に寄せる思いには、根強いものがある。
しかし、郷土を愛する心をさらに大きく、確実なものとしていくためには、自らの生まれ育った郷土の歴史や文化をしっかりと理解し、それを継承・発展させる取り組みが重要である。その手法の一つとして、岸和田市讃歌の普及は有効と考えている。今後は市制施行の記念式典で歌うだけでなく、市の行事などでの使用を中心に検討していく。