ここが聞きたい　後期高齢者医療制度

【問】平成19年11月に決定された大阪府後期高齢者医療の保険料が、全国でトップ水準にあるのはなぜか。
【答】一人当たりの医療給付水準が高いため、結果として保険料が高くなること。また被保険者の所得水準が高いため、国からの調整交付金の減額部分を保険料で補うためである。

【問】保険料には、保険給付費以外の経費として何が含まれているのか。
【答】葬祭費給付事業で年額3116円、保健事業で年額976円、このほか財政安定化基金拠出金、審査支払手数料の経費が含まれる。

【問】市独自の保険料減免についてどのように考えるのか。
【答】所得に応じ、均等割の減額など政令軽減措置があるので市の独自減免は行わない。

【問】保険料を滞納し、1年経過すると被保険者証の返還を求められ、いったん窓口で医療費を10割支払う被保険者資格証明書が交付されると聞いているがその対応は。
【答】政令で定める特別の事情がある場合を除き、資格証明書を交付する。ただし、被保険者が医療の必要性が高い高齢者であるため、交付の審査は厳格に行い、一定の滞納解消の努力が認められる場合は対象としないなどの対応を行いたい。
　

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