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歴史を大切に 末代まで残る公共建築物を

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2009年3月3日掲載

【問】岡山県にある閑谷(しずたに)学校は、日本最古の学校で、観光地としても有名である。本市でもこのように末代まで残る公共建築物が必要だと思われる。
 既存の建造物の内装や外装を手入れし、大切に使い続けることで岸和田の誇りとして歴史と文化が育ち、文化遺産になると考えるがどうか。

【答】
これまでは、文化財を保存することに主眼が置かれていたが、最近ではどうしたら活用できるか、どのように活用するかということが求められている。
 かつての三角屋根の織物工場や旧紀州街道沿いの町屋は、維持管理に大きな費用がかかるため、取り壊されているのが現状だが、本市の歴史と文化を代表する自泉会館や五風荘、旧岸和田村尋常小学校校舎は、登録文化財として今なお特性を生かした活用がなされている。
 これらの建築物は観光資源ともなり得るもので、文化財保護審議会の意見を聞き、建物の管理者とも協議しながら、保存・保護を進め、さらなる活用が図られるよう検討していく。

歴史と文化が育つ建築物を


Danjiri city kishiwada