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【問】バブル経済崩壊後、引き続き厳しい経済不況が続くなか、市民自身が本市の財政問題を自分たちの問題としてとらえ、一緒に考えるという「市民と共に考える」まちづくり・ざいせい岸和田委員会が発足された。
昨年3月、活動のまとめとして発表した市政への提言・提案に対し、市はこれまでどのような取り組みを行い、今後どう生かしていくのか。
【答】提言・提案は市民の大きな努力の成果と受けとめ、市としてさらにそれ以上の政策・施策に反映するよう取り組みを行ってきた。
具体的には提言・提案に対し関係課がどういう意見を持っているのか、どのようにとらえているのかをまず把握することが大切との認識から、調査票を作成し、それぞれの課の率直な意見をもとに取り組みの検討をするよう作業をスタートさせた。
提言・提案の多くは複数の課が関係する内容になっているため、個別課題ごとに積極的、重点的な部局横断型の推進に向けた取り組みが必要と考えている。
一部の計画にはすでに提言・提案と同趣旨の方向が示されており、今後他の計画においても同様に検討し、反映していきたい。