今後のコスモポリス事業　地権者の意見集約は

【問】コスモポリス事業は、第3セクターである(株)岸和田コスモポリスから市が引き継ぐこととなった。
現在、計画区域内での地権者の実態はどうか。
【答】全体約150haのうち、一般地権者の所有地は約220世帯で約70ha、今回(株)岸和田コスモポリスから市が譲り受けることとなる分が約50ha、残りの30haが市などが所有している公共用地である。

【問】一般地権者の意見集約が求められていると思うがどうか。
【答】全ての地権者の意向を把握することは重要と考えており、地元説明会を開催するとともに、意向調査も実施する予定である。
今後、地権者からのさまざまな意見については誠実に耳を傾け、一般地権者の代表で構成されている土地区画整理準備委員会とも相談しながら合意形成を目指したい。

【問】コスモポリス事業を主導してきた府に対し、応分の責務と役割分担を求めるべきと思うがどうか。
【答】府は、本市が行う新たな地域整備に協力するとのことであり、岸和田中央線の国道170号まで1.2kmの延伸工事は、市が必要な用地の集約ができしだい着工する方向で協議をしている。