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【問】平成14年11月、中央教育審議会から教育基本法の全面見直しを求める中間報告が提出された。
郷土や国を愛する心、公共に主体的に参画する意識などを教育の基本理念とし、家庭の役割などを明記したこの中間報告に対し、教育委員会はどのように考えているのか。
【答】教育基本法の改正については、従来より賛否両論の出ている経緯を踏まえて、中間報告について教育委員会で十分討議を重ねていきたい。
同時に、学校や家庭、地域社会において幅広い視点から教育への関心が高まることを期待している。
【問】学校教育現場では、いじめや不登校、基礎学力の低下など見過ごすことができない事態に直面しているとして、地方から教育委員会の役割の見直しが提言されている。
教育委員会はこれをどのように考えているのか。
【答】地方分権化が進みつつある中、教育においても、地方からの改革が必要かつ重要である。今後とも、特色ある教育が推進できるよう国、府に対し要望しながら取り組みを検討していきたい。