阪南2区　今後の埋め立て計画は

【問】府が進めている阪南2区の埋め立て事業は、現在、清掃工場の建設予定部分しか埋め立てられていない。本来は環境のことを考え、緑地などを先行して埋め立てなければならないと考えるが、今後の予定を聞きたい。
【答】現在、阪南1区と2区を結ぶ橋梁の工事を進めており、年末に完成する予定である。
　平成16年度に埋め立てが竣工する約15ヘクタールのうち、製造業用地の約11ヘクタールを17年度から分譲開始の予定である。
緑地を含む全体の埋め立て完了は24年度の予定である。

【問】製造業用地の分譲価格を、りんくうタウンと同様に、府が高く設定すれば、景気の低迷が続くなか、企業の移転誘致は困難と考えるがどうか。
【答】分譲価格は、まだ決まっていないが、製造業用地は、建設発生土を用いて造成されているため、費用が少なく済み、価格にも反映されるものと府から聞いている。府は、地価が下落傾向にあることから、一層の事業費縮減に取り組み、価格を下げる努力をしている。