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やりまわし

印刷用ページを表示する 2009年3月3日掲載

 山車、屋台を華とする全国各地の祭礼において、その山車、屋台が曲がり角で方向転換するさまは大きな見所となっている。例えば京都の祇園祭の鉾は車輪の下に、割った竹を敷いて滑らせる「辻まわし」を行う。飛騨高山祭の山車は「戻し車」という第五番目の車輪を使い、変則の三輪となって角を曲がる。
 ところが岸和田のだんじりは他の山車のように慎重に角を曲がるのではなく、勢いよく走りながら直角に向きをかえる。言葉では簡単だが、重さ四トンを超えるだんじりを走りながら操作するのは容易ではない。祭りの二日間、だんじりは定められた曳行路を何周も何周も駆け巡り、そして曲がり角ごとに「やりまわし」を行う。その迫力とスピードにおいては岸和田だんじり祭を上回るものはないと言える。
 だんじりを前へ前へと曳く青年団、旋回のきっかけをつくる前梃子、舵取り役の後梃子、後梃子に合図を送る大工方、それぞれのタイミングを合わせるのが難しく腕の見せどころである。速く、正確に「やりまわし」を行うには、それぞれの持ち場を受け持つ各団体の息が合うことが重要となる。そのため、町ごとの仲間意識が非常に高く強いのも岸和田だんじり祭の大きな特長である。

だんじり連続写真1

だんじり連続写真2

だんじり連続写真3

だんじり連続写真4

だんじり連続写真5

本町のやりまわし写真