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だんじり祭の運営

印刷用ページを表示する 2009年3月3日掲載

 岸和田では、九月(岸和田地区、春木地区)と十月(旭・太田地区、修斉地区、南掃守地区、八木地区、山直地区、山直南地区、山滝地区)に分かれ、だんじり祭が行われる。
 だんじりを持つすべての町では、子どもからお年寄りまで各年齢層ごとに役割が決められ、それぞれその役割を分担し、だんじり祭が運営されている。このように幅広い世代で統制のとれた組織ができあがっているのは、岸和田のだんじり祭の大きな特長の一つである。一方、各地区のだんじり祭全体の総括的な運営は、毎年各町から選出される「年番」により行われ、年番を代表する年番長は、最高責任者として祭りを統括する。

岸和田地区の年番組織

 岸和田地区の場合の年番組織は、各町から選出される年番で構成され、曳行時間、曳行コースの決定、市や警察などの諸団体との折衝、事故やトラブルの処理など、その任務は多岐にわたっている。現在と同様の年番組織ができたのは、岸城神社と岸和田天神宮の祭礼が同日に行われるようになった明治初期からである。
 年番は、大正八年の記録では三ヵ町より各二名の六人で、その後長らく六人体制が続く。しかし、昭和四十一年に九月十五日が「敬老の日」となり、見物人が増加したため、自主規制・自主警備を強化する必要があり、本年番三町(中央・浜・天神地区から各一町輪番制で選出)から各二名、他の十七町から各一名の二十三人体制となる。さらに平成六年より、次年度の本年番町から各一名を年番補佐として派遣するようになり、三名増加し二十六人となる。平成十三年別所町、平成十七年南上町の参加で、現在の二十八人体制となる。
 年番を支援し、祭りをより一層円滑に運営するため、各町の代表者からなる組織として、祭礼町会連合、若頭連絡協議会などがある。

町会の組織・運営

 各町の祭礼の運営は一つの町会もしくは複数の町会の連合組織で行われている。
 各町会では婦人会、子ども会などの団体と平行して各年齢層ごとに祭礼団体を組織し、一年を通じて祭りの準備や、定期的に奉仕活動、親睦を深める行事を行っている。 だんじり祭が町を一つにするのである。

町会長

 町会の代表者。だんじり曳行の際は曳行責任者とともに、だんじりの前方に添乗する。

曳行責任者

 だんじり曳行においての最高責任者。曳行中は常にだんじり前方に添乗する。世話人の中から選出される。

相談役・賛助員・参与

 町によって名称は異なるが、世話人を終えた年配者の組織。町の長老として祭りのしきたりを後進に指導する。

世話人(55歳くらいまで)

 町全体のまとめ役。町の代表として他の町との交流を深め、祭礼の運営を円滑に進める。

若頭(45歳くらいまで)

 青年団・組のとりまとめ役。曳行中はだんじりの前後につき、事故防止等に努める。

組(35歳くらいまで)

 だんじりの舵をとる後梃子を担当する。「十五人組」「三十人組」など町によって名称は異なるが、実際の人数とは関係ない。

青年団(25歳くらいまで)

 年間を通じて町の各行事に参加する。だんじり曳行の際は曳き手の中心となる。

少年団・子ども会(15歳くらいまで)

 安全な綱の前方部分を曳き、自然にだんじり曳行の基本を身につけていく。灯入れ曳行時は子どもが主役と言える。